リゾバ③・0日目【凪のお暇の気分だった】
今日から気持ち新たに、新しい職場へ向かいます!
移動時間はなんと徒歩10分。本当に近場の職場です。交通費支給はあるとはいえ、立替だしあまり遠いところだと上限超えてしまうので大変なんですよね…。今はあまり余計なお金を使いたくないし、もう少し箱根にいたいという気持ちもあったので、決まった時は安心しました。
大きいカエルはいるけど、緑はきれいだし、お散歩していて楽しいし、馴染みのある関東圏だから安心感があります。
冒険してみたいと思いリゾートバイトを始めたのに、結局は近場でリゾートバイトしているのはなんだか矛盾を感じなくもないですが。
職場に到着し、まずは契約書記入と簡単な館内の案内、まかないについての説明を受けました。
LINEグループへ招待してもらいました。正直なところ、あまり個人LINEを仕事に使いたくないのですが、シフト表がこのグループに送られてくるとのことでした。シフトは前日の夜に送られてくるそうです。1日ごととの事でした。
前の職場は1ヶ月ごとのシフトをすぐに紙で渡してくれたので、休みまでの生活リズムが作りやすかったのですが、今回は1日ごと…。
前日の夜に決まるって遅くないか…?コロナで色々事情を抱えているのかもしれませんが、正直不安になりました。そして、明日から出勤出来るかも着任の時点で分からず…。求人の説明を受けた時は、月に最低でも180時間は稼働があると聞いていたのですが、ちゃんと入れるのだろうか…。
今日は私の他にもう1人、着任して来た方がいて、主に説明してくれた方も派遣のスタッフさんだったので、同じ立場で働く方は何人かいるようでした。仲間がいるのは嬉しいです。適度に仲良くなれるといいな…。
そして寮へ案内されました。
車を出してくれて、寮まで行ってくれました。
私の職場はスタッフ用の寮をいくつも保有しているようで、別の方は館内寮に案内されていました。
私は完全個室寮で、職場からは徒歩10〜15分位。
寮というか完全にアパートでした。
かなり年季が入っており、洗濯機は外にあるタイプでした。部屋は1DKでダイニングスペースは畳の部屋。ユニットバスタイプで、家電は一式揃っていました。
あまりのボロっぷりが(失礼ですが)、私の好きな作品「凪のお暇」に出てくるアパートに似てる!と思いました。
ただ、虫とカエルが苦手な私。前々回でカメムシハウスを経験しているとはいえ、出来るだけ接触は避けたいです。部屋に虫の死骸などはありませんでしたが、前の持ち主が掃除をしっかりしていかなかったのか、ところどころの汚れが気になりました。
床も汚かったので、備え付けの掃除機を借りてかけようと思ったのですが、吸い込みがあまり良くなく使い物にならず…。仕方ないのでとりあえず小田原まで出て掃除用具を買いに行こう!と外に出ました。
外へ出ると、たまたま1階の住人に会うことができました。挨拶をすると、そこのアパートの大家さんとのこと。「ちょうど暇だったの〜、よかったら上がっていって!」と、お家に入れてくださり、お茶とお菓子をご馳走して下さいました。中高年くらいの女性の方で、お話好きな気さくで優しい方でした。私の職場がこのアパートを何部屋か借り上げていて、そこに住んでいる人についてや、これから働く職場のこと、周りの環境について色々教えてくださいました。
なんだか久しぶりに、おばあちゃんの家に遊びに来たような感覚でした。そして、綺麗に整頓されていて、適度に生活感のあるお部屋にすごく安心感がありました。そういえば、凪のお暇でも一人暮らしの映画鑑賞が趣味のおばあちゃんが出てきましたね。プロジェクターはありませんでしたが、自分なりに暮らしを豊かに楽しんでいる、凪のお暇のおばあちゃんのイメージにぴったりでした。
床が汚かったから掃除用具をこれから買いに行く、と話をしたら、コロコロをくれました。パーツが足りなくて、少し壊れてはいましたが、コロコロも欲しかったので、ありがたかったです。
前に働いていた方も、この大家さんに色々お話をしたり仲良くして貰っていたそうです。なんだか、こういう繋がりっていいなと思いました。
職場に着任した時は、これからの勤務のことで不安を感じていましたが、これから約5ヶ月間、私なりに擬似「凪のお暇」のような生活を楽しもうと思いました。ただ、私は凪のように何もない部屋の空間には慣れることが出来るのだろうか…。
さっきからずっと、YouTubeで和室をお洒落な部屋に改造したルームツアーの動画ばかり見ています。
正直、めっちゃ可愛い家具とかおきたいし、自分が暮らしやすいように部屋を模様替えしたいです。
とりあえず、今後のことは掃除して床を綺麗にしてから考えようかと思います。
今日は夜、前の職場で仲良くなった方とご飯を食べに行くので、この辺で!
(リゾバ先で友達ができて嬉しい。)