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損する口調1「う母音」〜1日3分!イチから始める「伝わる」話し方#7

1日3分!イチから始める「伝わる」話し方
こんにちは。三島澄恵です。

(この記事は、Podcastでも配信していますので
音声でもお楽しみいただけいます。)


今回から、内容の考え方から少し離れ、
話す時の口調や立ち居振る舞いなどについて話します。

今回は、損する口調についてです。

「人が意見に反対するときは
大体、伝え方の口調が気に食わない時である。」

ドイツの哲学者ニーチェは、このようなことを言っています。

あなたも経験がないでしょうか?
「この人、正しいことを言っているのに、
なんだか素直に聞けないな〜」ということ。
そんな時は、口調が鍵を握っているかもしれません。

この口調ですが、自分では気づきにくいものです。
では、損する口調とはどういうものがあるのか、
これから何回かに分けてご紹介しますが、
今回は「う母音」で話すというものです。


母音の「アイウエオ」の口の形を
大きく開けて言ってみてください。
そうすると「う」は、
口を前に突き出した形になると思います。

「う」の口の形というのは、
不満があるときになる口の形と似ています。
実は、この「う母音」のように
口が前に突き出て話していると、
怒っていないのに、怒っているように聞こえたり、
不満はないのに、不満があるように聞こえます。

例えば、「ありがとうございます」を
聴き比べてみてください。

最初は普通に言ってみます。
「ありがとうございます。」

続いて、「う母音」
「ありがとうございます。」


どうでしょう?
印象が随分と違いますよね。

「う母音」で話をしている人というのは
結構いらっしゃいます。

本人には、そんなつもりがなくても
怒っている、
不満があるという風に取られかねません。

また、怒っている時や不満があるときは、
無意識のうちに「う母音」の状態で話してしまいます。
そうすると、冷静さに欠ける人だという
印象を与えてしまうこともあります。

口調というのは、その人の癖はもちろんですが、
その時の感情がそのまま出やすいものです。

まずは、自分の口調を知ることから始めてみてください。
同じ言葉でも、伝わり方が変わってきますよ。


フリーアナウンサー
キャリアコンサルタント
話し方講師
三島澄恵のプロフィールはこちらから↓
https://united-waves.jp
想いをカタチに。人の心をつないでゆく。
ユナイテッドウェーブス合同会社

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