損する口調「笑いながら話す」〜1日3分!イチから始める「伝わる」話し方#10
1日3分!イチから始める「伝わる」話し方
こんにちは。三島澄恵です。
(この記事は、Podcastでも配信していますので
音声でもお楽しみいただけいます。)
今回の損する口調は、「笑いながら話す」です。
笑いながら話すこと自体は悪いことではないのですが、時と場合によって、耳障りに聞こえたり、ふざけているような印象を与えたり、信頼度を薄れさせてしまうことにもつながります。
実は、先日の北京オリンピックの開会式の中継で、アナウンサーの方が笑いながら話したり、かなり大きな声で急に笑い出したりされて、SNS上で、耳障りや集中してみたいのに。。。という感想が多く投稿されていました。
実は私も同じような感想を持っていたんですけどね。
とはいえ私自身も、この笑いながら話す癖があるので気をつけるようにしています。
私が笑いながら話す時というのは、笑って誤魔化そうとする心理が働く時だと自分で分析しています。
例えば、自分の意見を伝えるときに自信がないなと思っているとき、相手に対して何かしらの指摘をやんわりとしたいとき、この2つが多いと思っています。
自分の考えを伝えるときに、最後に笑ったり、話し終わりくらいに笑うと厳しい話や指摘なども少し和らぐかもしれないそんな心理になるんですよね。
けれどこれは、私が勝手にそう思っているだけで、聞いている人からすると、
「真面目な話をしているのに、何を笑って話してるんだ?」と不快に感じているのだと思います。
楽しい会話の時は笑いながら話すというのはとても素敵なことですが、真面目な話や真剣な話、集中したい場面などは、笑って話す癖は損をしてしまいます。
そういえば、NHKのラジオ番組を担当していた頃、上司のプロデューサーから、「笑うときは、もう少し上品に笑いなさい。ガハハって大口開けて笑うと耳障りだよ。」と注意を受けたことがあります。
笑い方一つでも印象が変わるんですよね。
この番組でも気をつけていきますね!
フリーアナウンサー
キャリアコンサルタント
話し方講師
三島澄恵のプロフィールはこちらから↓
https://united-waves.jp
想いをカタチに。人の心をつないでゆく。
ユナイテッドウェーブス合同会社
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