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SAULT / Acts of Faith

SAULT(ソー)はイギリスのグループで、R&B、コンテンポラリー・ゴスペル、ハウス、ディスコ、ジャズ、クラシックなどなどの幅広い音楽的要素を融合した音楽を志向しています。活動初期の3年間で、すでに5枚のスタジオアルバムをリリースしているのだそうです(知らんかった)。本作はそんな彼らのニューアルバムです。

作曲家/多楽器奏者/プロデューサーのInflo(インフロー)と、どこかで聴いたことがあるなぁと思った歌声は、なんとCleo Sol(クレオ・ソル)。この二人を中心とするユニットです。

Cleo Solでっせ。

派手では無いけれどとにかくサウンドが斬新です。けれども難解なわけでは全くありません。スピリチュアルでダンサブルで、ちょっとだけ実験的。ソウルフルではあるのですが、適当に儚かなさがあるCleo Solの歌声が全体の音楽を重すぎないものにしているように感じます。これはやはりUSAではなくUKのソウル・ミュージックだなぁと思います。どろっどろで汗びっしょり系のソウルは年寄りの僕には胸焼けものなので、彼らの音楽はとても好ましい。


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