【マネジメントってなんだよ!】25歳の事業責任者がぶち当たる壁
テテマーチのみしまるがついに初noteです。(自分で言うなよ)
そして記念すべき一発目は若干重めな内容なのが自分らしい。
今年入ってから(正確には去年末から)本当に弊社テテマーチがInstagramのマーケットの拡大に伴い、忙しくて、様々な悩み、課題にモヤモヤしてました!まぁこんな性格なんでいつも基本ポジティブなんですけどね。。。(笑)
さて、最近湯船に浸かってkindleで書籍を読むことを覚えてしまい、しかもAmazonPrimeで無料で読める書籍がたくさんあることを知ってしまったので脳みそが爆発してしまいそうです。
せっかくなので初noteでは「自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書」をレビューしながら、若干25歳で約10人近くのチームマネージャーになった苦悩と葛藤と合わせて最近躓いていたマネジメントについて話します。
そもそもマネジメントって・・・・
正直、僕って生粋のプレイヤーだと思うんですよね。
人に仕事を教えたり、後輩の面倒を見たり、友達の悩みを聞いたりなんて今までたくさん経験してきましたが、皆さんがよく話すマネージャーには程遠いと思っています。
そもそも日本企業って結果を出す人間がマネージャーに昇格する構図なので仕方ないのですが、、、ちょうど1年前にテテマーチの主軸であるSNSマーケティング本部の部長になり、営業組織の責任者へ。そして去年末に営業組織とディレクター組織のマネージャーとして本部長に昇進しました。
めっちゃ嬉しかったの覚えています。メンバーにも、役員にも認められているな~~って。
でもここには大きな穴がありました。
マネージャーってプレイヤーではないので組織の上に立つ以上、結果だけではなく組織を育てる、メンバーを育てることをしっかりしないと不安や不満をたくさん作ってしまうんですよね。(本当に反省)
うちの代表にも役員にもメンバーにも
「1人でやりすぎだよ、抱え込まないで」
「みんな三島じゃないんだよ」
なんて言われて凹みました。だって数字追うためにはプレイヤーとしても高いパフォーマンスじゃないとやばいよ?って。いわゆるプレーイングマネージャー。
でもぶっちゃけマネージャー経験なんてない僕にどうしたらいいかなんてわからなかったんです。そこでこの本をなんとなく見つけて読みました。(Amazonの口コミも〇)
※前段がめっちゃ長くてすみません。。。。
①優秀な人が指示待ち人間をつくる
決してテテマーチの今のメンバーに指示待ちがいるという話ではありません。そして僕が優秀って話でもありません。でも優秀なメンバーの芽を摘むんでいるのではないか?と不安になりました。
僕は良くも悪くも事細かな指示やフィードバックしてしまう癖があります。著書の中に指示待ち人間を作ってしまう三国志のエピソードと一緒にこんな言葉が書かれています。
「自分の才能に自信があり、自発的に物事を考える人間ほど、
事細かに指示されることが嫌い」
優秀な人間に対し、自分の意見や物事への答えを出してしまっては、「考えない人間」を生み出してしまう。そして優秀な人間ほど、自分の意見や答えを事細かにメンバー(部下)に伝えてしまいます。
優秀なのである程度の答えや成功体験を知っているはずですが、それではメンバーが一向に育たないこと。
よく新卒の子に教えている「考えること」をできる環境を作っていきたいと思いました。
②リーダーは必ずしも、部下より優れているわけではないこと
率先垂範(そっせんすいはん)という言葉があります。
・・・ 人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。
一見、これはリーダーが見本を見せることで部下がついてくるという風に解釈ができます。僕も正直、こう思っていたタイプで少なからず意識してしまっていました。
でも著書では、真の率先垂範を下記のように書いています。
「部下の能力発揮をどうやったら最大化できるかに意を砕くこと」
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。」という山本五十六氏の有名な言葉がありますが、(もちろんこれは僕も知っている)その続きに 「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」とあります。
大切なのは、メンバーの高い能力を認め、伸ばすこと。パフォーマンスを向上させるほど、メンバーが嬉しく思うような「場」を提供することだと思いました。(著書にも似たような言葉があった)
だから僕も全てを自分でやったり、見せたりするのではなく、メンバーを信じ、トライしてもらい、自分にないものをしっかり補ってもらい、良い組織(チーム)を作りたいという気持ちになりました。
そのためには、よく”失敗しても良い”、”○○に任せる”、”やってみて”と偉そうなことを言っていますが、しっかり環境を整えること、メンバーを信頼すること。すぐに意識を変えようと思います。
マネージャーの仕事はメンバーの仕事がしやすいようにお膳立てすることだと思います。
③仕事でどうすれば快感を一緒に味わえるかを考える
仕事のモチベーションで重要なのは、「やらされている感」を作らないことだと思っています。著書でも同じことが書かれていました。
それでも今メンバーにはこんな感情を少なからず与えてしまっているかもしれません。
「やらされている感」があると、何をしても疲れるし、残業にも嫌気がさし、パフォーマンスも落ちます。
それでもテテマーチのようなベンチャーでは、忙しいときはどうにか乗り切るしかないし、どうしても根性論になってしまいます。でも逃げてはダメなことに気付きました。
著書によると「人間は勉強が嫌いだし、働くことも嫌いな生き物である。」
しかし、これが逆転する場合がある。
「できない」が「できる」に変える快感を味わったとき
確かに僕もそうでした。
・初めて受注したとき
・初めてMVPを獲ったとき
・初めてジェットコースターに乗れたとき
全部できなかったことができた瞬間の今でも快感を覚えています。
つまり、疲弊していて「やらされている感」が少なからず出てしまっている組織を変えるには、その快感を味わえる環境を作ってあげないといけません。
【まとめ】僕が同じ世代でマネージャーに苦労している仲間に伝えたいこと
さて、初noteにしては長くなってしまったし、纏まりきらない部分や他にも伝えたいことなどたくさんあるんだけど、この本で”気付き”のあった3つのポイントに絞って纏めました。
何度も繰り返しになるけど、僕はきっとマネージャータイプではないし、これからもプレーイングマネージャー寄りの人間だと思う。そしてまだ社会人経験が豊富ではないし、未熟な部分がある前提だけど、
①のような指示待ちのメンバーを作ってしまわないように、考えられる人間になってもらえるように「一緒に考える」ことはたくさんできる。
②のように全てを自分でやるのではなく、メンバーと協力してお互いの足りないことを補うことを「一緒に考える」ことならたくさんできる。
③のような快感を味わうためにどうすべきか、どうしたら味わえるかをメンバーとすり合わせながら「一緒に考える」ことはたくさんできる。
もうお気付きだと思うけど、結論、「一緒に考える」ことをマネージャーとしては凄く大切で、必要なことなんだなと解釈しています。決してメンバー任せではなく、マネージャーとしてどうあるべきかという題に対して僕がいきついたことです。
令和元年はこれをマネージャーとして実践し、よりよい組織(チーム)を作っていこうと思っています。マネジメントについての考え方は人それぞれでやり方も違うと思うけど、とても気付きの多い書籍でした☺
是非、みなさんも読んでみてはいかがでしょうか?
「自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書」
こんなまとめもありました。この書籍はありませんが。。。
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