EJU 総合科目 経済8 外国為替相場

勉強のポイント

 この分野の勉強は、海外旅行をする人であれば身近な話題なので理解しやすいです。旅行する気分になって考えてもらいつつ、日本語の語彙などに触れていくと楽しく勉強できます。(以下のまとめは、留学生に教える時にわかりやすい言葉を意識して書いているので、詳しい解説を知りたい方には適していません。ご了承ください。)

外国為替

 日本で物を買うとき、日本の円を使って買うことができますが、ドルなどの外国のお金を使うことはできないことが多いです。円がほしい人は両替ができる店へ行って、自分の国のお金と交換することができます。例えば、100ドルを日本円にしたいとき、お店で100ドルを出すと、日本の円に交換してくれます。お店で1$=○○円という表示を見て、交換します。最近は1$=145円から150円くらいになっていて、交換できるお金は毎日変わっています。

固定相場制と変動相場制

 今日は1$=○○円、昨日は1$=△△円というふうに毎日変わることを「変動相場制」と言います。反対に、毎日1$=◆◆円で変わらない(=固定)ことを「固定相場制」と言います。日本円とドルの交換は毎日値段が変わりますから、「変動相場制」ですが、1973年~76年の間くらいまでは「固定相場制」でした。

質問

 質問です。あなたは今日本にいます。来月アメリカに旅行に行きます。1万円をドルに交換したいです。➀1$=100円のときと、②1$=150円のときと、どちらのときに交換したいですか?

答え

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