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キッチンアドバイザーって

キッチンスペシャリストという資格ご存知ですか?

(公社)インテリア産業協会で認定される資格です。

キッチン空間に設置されている各種設備機器について、生活者の相談に応じ、多様化する生活者ニーズに対応できる者で、当協会が実施する「キッチンスペシャリスト」資格試験に合格して協会に登録し、認定書の交付を受けた方をキッチンスペシャリストといいます。(インテリア産業協会HPより)このキッチンスペシャリスト資格を持って、生活実感に寄り添ってアドバイスや提案を行っているのが、屋号ララプラスキッチンの「キッチンアドバイザー」です。

キッチン空間に特化しているので、一部のインテリアコーディネーターからは「キッチンだけじゃつかえないね~」とか「キッチンなんて、部屋の一部でそんなたいした資格じゃないしょ」とか言われてきました。「キッチンだけじゃ食えないしょ」「ニーズがあっても手間がかかるから」など、正直どこに行ってもバカにされました。でもキッチンに特化しているというのは、キッチンしか知らない、できない ことではないのです。リビングとつながる空間だから全体のバランス、カラーのこと、カーテンのこと、床、壁,天井など、建築のこともインテリアのことも、関係しています。私は、関連する空間の資格を取得し、勉強しています。現場でも学んできました。でも、なにが一番大事かというと、お客様と施工業者様との調整力だと思っています。お客様側にたったコミュニケーションを、親身になって、誠意で対応する、とよく聞きます。しかし、これが思い切り自分の独りよがりだったり、思いこみ、押し付けになったりしていることに気が付いていません。コーディネータやアドバイザーが入ることでお客様と施工側でもめさせてはいけないのです。

●キッチンをを選ぶ時のきもち

キッチンを選ぶ時の気持ちはずっと残ります。家も同じですね。ずっと毎日使うたび暮らすたび、インプットされたその感情がよみがえるのです。だからプロセスに満足いただけることが大事です。

●どうやって使うか

キッチンの商品の説明はメーカーのショールームに行けば聞くことができます。でも、その人や家庭にあった使い方をお伝えしているところは、なかなかありません。自分で考えていくしかありません。

ショールームに勤めていたころ、「あなたの名前は?」と聞かれて、なにか失礼があったかとビックリしていると、「他は商品を売らんかなという気持ちが見えて、商品の説明しかしない、あなたはどうやってこれを使うのかを伝えてくれる」といわれたことがありました。無意識に接客していたけれど、お客様には全部見えるんだと、そして「どうやって使うか」という視点はお客様にとって、一番知りたいことだと教えていただいたのです。

商品の基礎知識は大事です。そのうえで、実用的な視点はお客様の暮らしがもっと豊かに気持ちが安堵するために、必要なことだと思っています。たとえば、家電でも取説を隅から隅まで読んで理解できる場合もあるかもしれないけど、製品構造や製品の品質をどれだけ知っていても、どのスイッチを入れるのか、トラブルの時はどんな対処をするのか、実生活で使えなければ価値は半減してしまいます。

キッチンは何度も入れ替えることはできません。また新築やリフォームが叶う人ばかりではありません。また火や水、電気、を使いゴミが発生する空間です。安全に衛生的に使うことは生活にも影響を与えていきます。

●キッチンからはじまる、つながる、ひろがる

毎日使う場所だからこそ、不便や負担が大きくならないように、5つの視点(身体、空間、安全、衛生、心理)で俯瞰してみると、自分のキッチンがいとおしく楽しくなります。キッチンはそれぞれが関連しあい、とても奥が深い場所です。

キチンアドバイザー商標登録

私は、キッチンからはじまる、つながる、ひろがる、をコンセプトに、お客様の半歩先ゆくアドバイザーとして、お客様が笑顔で暮らせるキッチン空間を一緒に考えています。それがまだ誰もやっていない全国初の唯一の「キッチンアドバイザー」です。そして、今年はじめキッチンアドバイザーは商標登録が叶いました。お客様とつながっていけるよう、キッチンアドバイザーとして活躍できる人をひろげたい、そんな目標があります。

お読みいただきありがとうございました!

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