荒川区と私①価格が荒川区
さて、荒川区在住と公言している私ですが、荒川区に移り住んで早十年以上ですが、終の棲家にしようと思えるほどに荒川区にどっぷり浸かる日々を送っています。
そんな荒川区の魅力と言うか、気が狂ってる(とても褒めてる)部分をSNSを通じて定期的に発信してはいるのですが、まだまだ広めたりないと思いますので、noteでも伝えて行こうと思います。
価格が荒川区
それに気付いたのはいつ頃か。
円安とか価格高騰とか物価高とか年々声高になってきましたが、それに伴って私はある違和感を覚えました。
「家の食費安いんだが?(毎日自炊をするアカウント)」
例えばですが、玉葱人参じゃがいもなんて一袋百円代が基本で、たまには百円を下回ります。
青菜も日によりけりですが、常に何かしら百円代、超える場合は二、三袋まとめ売りが当たり前。
豚肉も鶏肉も牛肉も安い。
魚も魚屋さんに行けば切り身二切れ百円がざらです。
物価高とはどこの話だろう?となっていました。
因みに特定の店舗だけの話ではありません。
基本私は商店街やスーパーを数件自転車で巡廻する方なので、だいたいどの店も売り(価格や品質や量や品揃え)が違えど、平均価格は一定の安さ保持していました。
あまりにも価格が世間と乖離しているので、私と、私のフォロワーからは「価格が荒川区」「荒川区は昭和」「物価が荒川区」と言う呼称が飛び交う程でした。
因みに最近の目玉は、玉子M寸一パック130円でした。
L寸だと150円とかです。
頭がおかしい(褒め言葉)
そんな風に私が日々「荒川区は頭がおかしい(褒め言葉)」と発信するものですから、私が買い物に行く度にフォロワーたちとやんややんやと盛り上がる日々でした。
宣伝をしましょう
そんな価格が荒川区において、とある青果店がありました。
ご多分に漏れず、価格が荒川区な店舗なのですが、ここは青果店だけあって、品質が良く、何より品揃えが日替わりだったので、旬を感じるにはいいとなり、献立に迷うと行く店の一つでした。
そこで私は買い物をする度に店の品物の写真を撮っていました。
まあSNS用だったのですが、買い物する前に必ず店の前の道路から人が映り込まぬように撮影していた訳です(合法)
そんな事を早数年続けていたので目立ったのでしょう。
ある日の事でした。
写真を撮る私「…」
横で品出しする店の兄ちゃん「ねぇ、それSNSとかに上げてるの?」
怒られを警戒する私「あ、そうです」
乗り出す兄ちゃん「え?宣伝してくれてるんだ!ありがとう!もっと載せていいよ?あ、レタスこれ3個入りのやつあげるね?」
私「頭おかしいですね??(声に出た褒め言葉)」
会話を続ける兄ちゃん「今日茄子がおすすめだよ?」
僕「でもトマトでトマト納豆にしたいんですよね?後セロリは中華和えにして、ほうれん草は茹でて冷凍してストックにするし、玉ねぎは納豆焼きに使ったから…」
驚く兄ちゃん「めっちゃスラスラレシピでてくるね?」
自重する私「…料理、好きなんで?」
そんなこんなで絶対これ合法とか言いつつ怒られるか注意されるやつーと身構えていましたら、まさかの御礼を貰う始末。
荒川区価格も店員もフレンドリーすぎねぇか?などとぼやきつつも、公認で赦されたので遠慮なくSNSで発信して行く事になりました。
なかなかに自転車がなければ行きづらい場所ではありますが、私が許諾を得たからと張り切って写真撮る横で、何人もの御婦人方が入れ替わり立ち替わり手を伸ばして野菜を買われるので、近隣のご婦人方御用達の人気店です。
みなさんも荒川区に来られる機会がありましたらぜひともこちらの店舗へお越し下さい。
私がたまに自転車を爆走させながら買いに行くこの愉快な店は「宮前青果」と申します。
頭おかしい(褒め言葉)と言って赦される愉快な店員さんがいらっしゃいますので、みなさんもご遠慮なく起こし下さい。
そんな価格が荒川区な話でした。
荒川区 みんな大好き 荒川区 物価破壊の 荒川区です。
荒川区と私②仁義なき魚屋編に続く!
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