久しぶりな愉快な歯科医と私

そんなわけで、みなさん大好きな愉快な歯科医のところへ先日行ってまいりました。

気付けば三年ほど、コロナ禍で前回の検診から空いていたのですが、欠片もブランクを感じさせない愉快な歯科医をどうぞ。

前回の愉快な歯科医はこちら

相変わらずの愉快な歯科医

私「お久しぶりです」

愉快な歯科医「しばらくぶりだから、今日は色々見でくれって感じ？」

私「はい(相変わらず話早いな？)」

愉快な歯科医「とりあえず色々写真撮るよ」

私「はいはい(相変わらずサクサク進むな？)」

間(レントゲンとかカメラとかで歯を撮影される私)

面倒くさい

愉快な歯科医「(撮影した写真確認しつつ)三年くらい間があいたけど、それにしちゃ綺麗なもんだよ。ちょっと奥の詰め物とか経年劣化でてるけど許容範囲だし、ここの一本残ってる親知らずが気になるっちゃあ気になるけど、三年前と(状態)変わってないし、これは本人の気持ち次第かなあ？」

私「(親知らず)抜いた方がいいです？」

愉快な歯科医「まあでも痛くないんでしょ？」

私「まあ痛くないんですけど(奥歯で斜めに生えている親知らずだから)磨きづらいんですよね」

愉快な歯科医「まあ本人がどうしたいかだよねー」

私「(決断を委ねるなあ…)抜いたらどうなります？」

愉快な歯科医「まあ抜きたかったらフォローしますよ？ただ斜めに生えてるから、手前の歯が圧迫されてる部分の処理は必要かな？」

私「(結論として)抜いた方がいいです？」

愉快な歯科医「本人がどうしたいかだよねー？抜かなくても変わりないと思うよ？」

私「(もしや)先生、面倒くさいって思ってます？」

愉快な歯科医「自分(私の事)はいいよー？それよりこないださー、親知らず抜いたら痛い痛いって大変だったんだよー！しかもうちで抜いてない親知らずの後処理！」

私「(先生、話そらしましたね？)どういう事です？」

勝手な話

私の親知らずの抜歯について、決断を委ねるように見せかけて、のらりくらりかわされるので、これは話をそらしてるのか、それとも素なのかと邪推しましたが、それより何か面白そうな話題になったので、折角ですから詳しく聞いてみました。

愉快な歯科医「いやさ、うちに親知らずの処置できたんだけど、まあきた瞬間から注文が多くて、やれこれは無理だ、こうしてくれないと駄目だって調子だから、この調子なら抜いたら抜いたで文句言いそうだなあってなったから、うちから大きい病院に紹介状書いてあげたのよ？」

私「面倒くさかったんですね？」

愉快な歯科医「本人の希望を汲んだだけだよ？でもさあ、結局その人、うちが紹介状出したとこだと希望の日に抜けない！ってなって勝手に別の歯医者予約して、そこで予約当日抜歯したらしいんだよ？」

私「親知らずって当日予約で抜けるんです？」

愉快な歯科医「まともなとこ(歯科医)ならしないと思うよ？よっぽど開業したてでお金に困ってるとか、予約がないとか、そう言うのじゃないと、あんな親知らずの抜歯、ちゃんと事前相談もせず当日いきなり抜歯って常識的じゃないよ」

私「でもそこは(当日予約で抜歯)したと…」

愉快な歯科医「そしたらまあ案の定処置がひどかったみたいで、腫れて腫れて痛い痛いってうちに戻ってきたわけよ、その人」

私「二度手間ですねぇ」

愉快な歯科医「紹介状なしで初診料込みで外科手術して、更にうちで余計お金かけてるんだからねー、まあ本人の希望した結果だからね」

私「それはまあ、本人次第ってなりますなあ」

愉快な歯科医「そういう事、はい終わったよ。ゆすいでー」

(こうして話している間も実は私は歯石除去されてました。手と口が同時に動く愉快な歯科医)

私「とりあえず(親知らずは)仕事の予定見て考えますわ」

愉快な歯科医「決まったら言って？決めなかったら年末に定期検診きて？」

私「はーい」

とまあ、数年ぶりなのに全く変わってないどころか、相変わらずの愉快な歯科医節炸裂の愉快な歯科医でした。

因みにのらりくらりかわされそうでしたが、私個人的には面倒くさいので親知らずは抜歯予定です。

予定を見つつ予約をして、又愉快な歯科医に行く予定なので、次回の愉快な歯科医をお楽しみにお待ち下さい。