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職歴と私

あちこちでよく聞かれるので、私の職歴でもまとめて書いていこうかと思います。
まず手始めに、私はその昔エステティシャンで、ザギンで働いていました(何)

そんな私がエステティシャンに至った経緯や、今に至るまでの職歴と、それに伴う蛇足をつらつらと話そうと思います。




当時の私

その当時、今ではありえないくらいの体育会系パワハラ系のエステサロンに勤めていたのですが、就職して暫くした頃に、あの元カレの浮気からの別れに、裁判事件があり、私生活がてんやわんやになったため、行き場のない感情のはけ口が仕事になり、その結果、めちゃくちゃしごできになってしまいました。

気付けば大阪の小さなエステサロンから、東京のエステサロンに栄転するに至った訳です。
あ、因みに栄転と言ったのは、本店が東京だったので、支店から本店に異動になったって意味です。



バブルは儚い

栄転した先の、今はなきザギンの○○通りにあった勤め先のエステサロンは、それはそれは儲かっていました。

勿論、勤めていた私も儲かっていました。


しかしそんな栄華は長く続く訳はなく、勤めて数年、3.11のお陰で勤め先のエステサロンが(入ってた建物が)耐震構造的なやつで物理的に営業営業停止になり、まさかの給与カットで、更に労基もびっくりの「有給使ってはいけません」宣言を会社社長が宣言したもんで、そんなん働いてられないとなり辞意を伝えて辞めましたが、本当にあの数年間は、稼いで遊んで稼いでなバブルで、本当に儚い夢でした。





エステティシャンになった経緯

時は遡って大学生時代の私の話。

少し回復傾向になっていましたが、当時就職氷河期末期だったため、それなりに就職説明会や求人情報チェックなどを経て、これで就職は難しいと見切りをつけました。


当時の私は元カレ裁判の元カレとまだ付き合っていたので、結婚の予定もありそんな就職しなくても…言う気持ちもあり、それならむしろ腰を据えて、結婚しても将来困らん仕事を探そうとかなあとなりました。


そんな経緯であれこれ考えた結果、なら手に職をつけようとなり、当時業種として流行っていたエステの道に進もうとなった訳です。

そんな打算と計算の結果なので、エステティシャンに憧れてとか、美容に関心があってとか、人に喜ばれたくてとかの気持ちは全く無かったですね。

まあ憧れがなかったので、後に良い結果になったんですが、それは後ほどの話。



思い立ったら吉日

当時の私は大学卒間近でしたが、エステティシャンになるべく、養成講座に通い出しました。

その当時は、卒論とアルバイトと民間のエステティシャンの養成講座に通い、資格を取って、その伝手で就職して社員として働きました。




局地的バブル体験記

先に自慢をしますが、当時の私はトントントントンと昇給していきました。

理由は簡単で、パワハラ肉体労働過ぎなので、キラキラ憧れで入った同期は辞め、似た感じの先輩も辞め、でも人気商売(当時エステが流行ってた)でお客さんは途切れずで、生き残っているだけで自動的に昇給していった訳です。



インセンティブ(出来高ボーナス)えげつなかったですし、辞めないから指名もいっぱい貰ったので、結果夢も金もバブルで短い命でしたが、働いたら働いたら分儲かるので、本当にバブルでしたね。

実際の歴史上の日本のバブルとは時期が違いますが、あの時の職業限定のバブル期間でした。





バブルが弾けた後

そこはもう想像の範疇ですが、きれいに転落。

当時3.11であちこち不況で転職活動がうまくいかず、とりあえず入った飲食業界が絵に描いたブラック企業でした。


残業カット、始発終電出社強要、暴言、精神的攻撃、暴力(通りがかりに蹴るとか)とかひとしきり役満されまして、仕事中に原因不明の腹痛にのたうち回って病院に行って、フラフラになって帰ってきたら「え?働けんの?」と上司に言われて目が覚めて、辞めました。


因みにこのブラック企業勤務中に、商社勤務の彼氏と同棲してたのですが、私が泣いて帰るたびに「転職して弱音とかw」と言って追い討ちをかけてくるような、もののみごとにモラハラ男でした。
精神的にヤバすぎて判断が遅れましたが、ブラック企業を辞める前に別れて、同棲中の家から一人荒川区に引っ越してきました。



今思えばこんなブラック企業に数年勤めてしまったのも、「辞めたい」と泣く私を「泣いて解決するの?」「やる気ないだけじゃん」「もっと頑張れば?」と煽ってきた元彼のモラハラがあったせいだよなと思いました。





早く逃げろ

私がよく勉強に仕事に人間関係で追い詰められている人を見かけると「逃げろ」「休め」「兎に角寝ろ」「無理をするな」と声デカにいうのも、自分の周りにそうやって休めと言ってくれる人がいなくて、数年無駄にした経験からです。



因みに無駄と言いますが、私はこの数年分のつけで、ブラック企業勤務中の記憶が歯抜けで、辞めて一ヶ月ほどの記憶が完全に消えました。

まじで辞めた日から、自宅のベッドの上で「お金ない、仕事しなきゃ」って自覚する迄、どうやって生きていたか不明です。


でも部屋の掃除や、ご飯作ったりな日常生活はしてたっぽいんですよね。

部屋きれいだったので、未だに不思議体験です。



しかしまあ、意識が覚醒したので、もろもろない記憶の足跡を確認すると、記憶とともに消えたエステバブルで稼いだ貯金残高が0になっていて、完全に意識がハッキリしました。

確かに引っ越しとか、無職期間とか、色々あったのは確かなんですが、アレだけあった私の貯金どこにいったのか、本当に記憶なくなると危険です。


みなさんは完全に壊れる前に、すぐ逃げましょう。





その後の職歴

その後はまあ、とりあえず派遣に登録して端から働いて、その後声かけられてIT企業に派遣され、何やかんやと転職して、転職してで今に至ります。



因みにIT経験は皆無でしたが、大学が情報系だったのと、PC自作する系のヲタクだったので、研修と独学でどうにかなったかんじです。


今は本当にちゃんとした企業に勤めているので、有給も使えるし、病欠もいけるし、出世も拒否できるし、昇給も程よくで、パワハラされても助けてくれますし、まともな職場はあるんだなあって感じです。


あ、やっぱどんなにホワイト企業でもパワハラはありました。
やっぱ人ある所にいじめあり!です。
でも相談窓口があり、ちゃんと機能するんですよね。
そのせいで顔面麻痺になったりしました(何)が、ちゃんと会社が助けてくれたので、ホワイトだーとなりました。

しかしこの話は長くなるので別で書きました。



しかしみなさん、本当に、ヤバかったら一刻も早く休んで、とっとと逃げてくださいね?





後遺症なのか?

因みにこのブラック企業で疲弊させられた後遺症なのか、私は(色んな意味で)余裕がないと攻撃的になりやすいです。


なので、自分自身が加害者にならないように余裕ができるまで人との接触を経つのですが、それ自体が弱みになるので、弱っていると攻撃された悲しい経験のため、基本弱っている時は人に知られずに日常を過ごしているように装います。



なのでまあ、弱っている時にたまに誘われると「余裕ないです」と誘いを断る時もあるのですが、相手から「いけるでしょーw」と軽いノリで言われるとクソ殺意湧くので、本当に余裕ないんだなあとなります。



脳内で「余裕ないって私が言っているのに、何で他人のあなたがそんな軽く言えるの?え?私の気持ちや体調をガン無視しているの?あなたの都合で私の都合を蔑ろにしてるの気付かないの?何様なの?」と、「いけるでしょーw」のたった一言から、秒で相手へのヘイトと殺意が駆け抜けるのですが、平常時だと相手はそんな考えずにテキトーにその場ののりで言っているってわかるんですが、余裕がないと本当に相手を責め続けるので、そういう時は本当に人とかかわらないのが一番ですよね。



「今無理です」と私が断わったら、「又次回」くらいで思っておいて下さい。



因みにそんな付き合いきれんわ!ってのももちろんありなので、そんな私と無理に付き合う必要もないので、誘ってもノリ悪い!なら他を当たって下さい😊✨
選ぶのはお互いの権利ですよ!





今は御存知の通り心身健康で、本を出したりメシテロしたりと、120歳まで生きるので、愉快に荒川区で過ごしています。
とまあ、長ーい私の職歴(と後遺症)の話でした。



はみ出し質問

Q.もうエステはしないんですか?

A.たまに友だちに頼まれて、酒代分やその日の飯代貰って施術してます。
結構人気ですよ?( ・`д・´)✨
そんな感じでしてますが、非常事態には休業をやむなくさせられる職種なんで、仕事でするのはなあってとこですね。

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