デジカの原作再現、ここまでやばいの知ってましたか
み。と申します!
いつも記事を見てくださってありがとうございます。
今回もデジモンカードについて徒然なるままに書いていこうと思います。
本日のテーマは“デジカの原作再現について”。
再現と言ってもいろいろな種類があります。
イラストが特定のゲームの世界戦のものであったり……
アニメの展開を再現していたり……
どちらも非常に数多くの再現がなされていますが、
今回は“カードの性能面で再現されているもの”を紹介していきます。
とはいえ、膨大な数を紹介するのは難しいため、
筆者が独断と偏見で選び紹介します。
オメガモンとディアボロモン
マニアックなものをといいましたが、
「こういうやつ」という説明もかねてメジャーな再現をご紹介します。
オメガモンの進化時効果は「同じ名称の相手のデジモン全てを消滅」させます。デジモンカードやっててわざわざ同じ名称が何枚も並ぶことは(昔はそれなりにありましたが)そうありません。
そうです、こいつのためのテキストです。
ディアボロモンはディアボロモンを場にたくさん出現させます。これを一掃できるオメガモンの効果は、当時のデジモンファンに一気にデジカの魅力を説明しました。
そしてこれだけでは終わりません。
バトルオブオメガにて、オメガモンは再び収録されます。このときのオメガモンのDPは14000。そして同時に収録されたのが我らがディアボロモンの逆襲こと
アーマゲモン。同時収録のオメガモンより高いDP、そして1弾のオメガモンの進化時効果を封殺するという効果を持っていました。完璧すぎる。
最終的に、このアーマゲモンはしっかりインペリアルドラモン:パラディンモードの「アタック時」効果によってデッキの下に帰ることになります。
これが、テキストによる原作再現の一番代表的な例ですよね。
ホーリーエンジェモンVSピエモン
BT2ピエモンとEX1ホーリーエンジェモンのDPを比較してみます。
クラコレ同士で比べないあたりがちょっとこじつけ感がありますが、カードゲームのバランスを崩さずにホーリーエンジェモンがピエモンを打破することができるDPに達するのはやはり格好いいですね。これぞ原作再現です。道連れにされますが
シャッコウモンの強さ
アニメ「デジモンアドベンチャー02」にて、圧倒的なパワーと人気を誇っていたブラックウォーグレイモン。
対する主人公サイドはジョグレス進化や先輩達の力を借りて戦っていました。
ジョグレス進化の中で唯一、進化回でブラックウォーグレイモンに善戦したデジモンです。このパワーバランスが、シャッコウモンのみ「条件が整えばレベル6さえ手札に戻すことができる」という性能面に現れています。
エンジェモンとデビモン
同じような能力の2枚のカードですが、
デビモンがエンジェモンを消滅させられないのに対して、
エンジェモンでデビモンを消滅させることができます。
イラストは両方As’Maria先生。対比意識が光りますねえ……
ルーチェモン
デジモンフロティアで主人公達の前に立ちはだかった敵デジモンたちの最終目的、ルーチェモンの復活。
これも各々で再現がなされています。
ロードナイトモンはアタック時の黄のLv:3デジモンの登場効果。
デュナスモンは自分のトラッシュを10枚以上の枚数に近づけながらルーチェモンを手札に呼び込む効果。
ケルビモンも、わざわざ「LV:3デジモンの登場」に特定の色を指定せずに書かれています。あなた様のためですよルーチェモン様。
バグラモンとアレスタードラモン
アニメ見てた方には周知のお話かもしれませんが、アレスタードラモン:スペリオルモードは前ラスボスであったバグラモンの腕をタギルが“クロスアップ”で装着しています。
バグラモンの効果は「相手のデジモンを他の相手のデジモンの進化元に置く」というもので、これ自体は強制デジクロスをイメージしているのだと思われます(耐性を持ち始めた強いデジモンに対しての新たな除去方法でもあり、当時は驚きましたね)。
アレスタードラモン:スペリオルモードもこの「進化元に置く」能力を持っているのは、バグラモンの腕があるからこそ、というわけです。
マーシフルモードとオルディネモン
シンプルかつメジャーなやつですね。
マーシフルモードは、進化時効果でオルディネモンが消滅させた場合、オルディネモンの消滅時効果が発揮される前にまとめてデッキの下に戻すことができます。
ラストエボリューション関連
ラスエボ関連はわかりやすい再現からちょっとニッチな再現までたくさんだったので、かいつまんで紹介します。
BT6ではこの映画関連のキャラクターがテイマーとして集合したのですが、「メノア・ベルッチ」がいる間は相手のテイマー全てがアクティブ状態にならずに眠ってしまいます。
これにより、同時収録された“選ばれし子ども達”ほとんどの効果が発揮できなくなってしまいます。(空&ミミ、光子郞&丈、タケル&ヒカリ)
この二人を除いて。
一方で、モルフォモンはメノア・ベルッチをデッキから手札に引き込みますが、メノアはモルフォモンを引き込むことなく、ひたすらエオスモンを引き込む、というのも悲しい再現かもしれませんね。
ドルゴラモンVSオメガモン
単純明快に、LV:2から育てて進化元が4枚になったドルゴラモンはドルガモンの効果含めてDPが16000になります。オメガモンを超える完璧なDP!
アルファモンの正体
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後に私が一番好きな再現テキストをご紹介します。
BT9“Xレコード”にて、デジモンカードの舞台は“X抗体の世界”に足を踏み入れました。
X抗体の設定を簡単に説明しますが、
「デジモンが世界に増えすぎてしまったから、選別して一部だけを違う世界に移そう」「元の世界に残った連中はXプログラムというプログラムをばらまいて消去しちゃおう」と考えて実行に移した神様がいたんですけど、「そんな理不尽な理由で死ねるか!姿形を変えてでも、プログラムに対する抗体を得て生き残ってやる!」ってデジモン達が生まれたんですね。こいつらがX抗体デジモンです。
端折ってる部分がたくさんなので気になる人はぜひ調べてみてください。
さて、デジモンカードゲームにおいて、「Xプログラム」と表記されている唯一のカードがあります。デクスモンです。
つまりコイツのやってることが「Xプログラム」としてデジカに具現化していると考えられます。具体的には退化からの消滅です。
その一方で、X抗体デジモンは「グレイモンから0コストでグレイモンX抗体に進化」など、同レベル体での進化手段を得ました。
これは、「退化に対しての抗体」とも考えられます。
そして、X抗体デジモンたちの世界で主役としてスポットライトを当てられているのは、ドルモンからアルファモンの系列ですね。
アニメ「DIGITAL MONSTER X-evolution」にて、ドルモンは最終的にアルファモンへと進化し、デクスモンと対峙します。
Xプログラムそのものとの戦闘の中で、アルファモンは自身とデクスモンに対してあることに気づき、その戦いに終止符を打ちます。
こいつは……俺の影だ。
デジモンカードゲームの中で、アルファモンに与えられた能力は退化に対しての耐性(=X抗体)などではなく……
今回の紹介は以上になります。
ぼちぼちまた記事書きますのでよろしくおねがいします!