『Pink Moon』

東の空の低い位置に、闇の黒から淡いオレンジ色のグラデーション背景の
中心に揺らめくまんまるの月。

月って、とても神秘的で人を魅了する。

つい最近見たドラマを思い出した。

知っていますか？ 本当は月は太陽に、太陽は月になるはずだった。

シヤカナローの花を盗んだから──。
月は太陽に、太陽は月になった。
運命が入れ替わってしまった･････お話。

『天 国と地獄 〜サイコな２人〜』

運命が入れ替わってしまった
鹿児島の奄美大島に伝わる「月と太陽の伝説」かのごとく、
「刑事と殺人鬼」という相反する２人の魂が入れ替わることを皮切りに、
「善と悪」「女と男」が複雑に交錯するエキサイティング物語。

満月の夜に、殺人事件が起こる
すごくおもしろかった。

脚本が『世界の中心で、愛をさけぶ』
『白夜行』『JIN-仁-』
『天皇の料理番』『義母と娘のブルース』など
数々のヒッ トドラマを手掛けてきた
森下佳子によるオリジナルストーリー。

これは面白くないはずないだろう(笑)

世界的なブームの『鬼滅の刃』

鬼滅の刃の鬼たちも月になぞられてる一二鬼月もそうだ。

『上弦の鬼』『下弦の鬼』
自ら望んで鬼になったわけではない鬼たちの数奇な運命が
切実に悲しく伝わってくる。

これって日本人独特な表現何だろうか？
世界的に大ヒットを飛ばしてるから
どこの世界も同じなのかな。
人が人を裁くって難しい
「善と悪」はきっぱり分けることができないんだろうなと思う。

まるで、今日のピンクムーンのように
闇の黒から淡いオレンジ色のグラデーションの背景の如く
淡く境目がよくわからないのが「善と悪」。

月をテーマにした作品はたくさんあって
それぞれに深いんだよね。

　寝室の掃き出しの窓からぼんやり月を眺め
ゆっくりした時を過ごしてみる。
なんか風流(笑)