PGC2019の枠争い
・まえがき
ども、解説・説明系の人、ミッシュランです!
今日はPUBGの世界選手権「PGC」の現在の枠争いについて説明していきたいと思います。
・PGCって何?
PGCは「PUBG Global Championship」の略で、簡単に言うとPUBGの世界大会のこと。
各地域の最強チームが集まり「PUBG世界一」を争うビッグイベントです。
賞金額も高く今年も日本円にして総額億単位の賞金が用意される予定。
今年は11月8日~24日、アメリカ合衆国はオークランドで開催されます。
・参加する地域はどこ?
現在、PUBG公式リーグが行われている地域は9地域。
内容はアメリカやカナダの北米(NA)、イギリスやドイツなどのヨーロッパ(EU)、韓国(KR)、中国(CN)、タイやシンガポールなどの東南アジア(SEA)、台湾(CT)、日本(JP)、ブラジルやアルゼンチンなどのラテンアメリカ(LA)、オーストラリアやニュージーランドのオセアニア(OCE)。
各地域のレベルや近年の成績に応じた出場枠スロットが提供(全体のスロット枠は32枠)され、そのスロットの分PGCに進むチームが決まります。
・現在の状況
さて現在の状況ですが、まずはこれまでの成績に応じた元々の枠を下記に記します。
北米:4枠
ヨーロッパ:4枠
韓国:4枠
中国:4枠
東南アジア:3枠
台湾:2枠
日本:2枠
ラテンアメリカ:2枠
オセアニア:2枠
ーーーーーーーーー
合計:27枠
あれ?5枠足りませんね・・・?と思う方が多いと思いますが、その5枠は「ワイルドカード」枠。どういうことかというと「今年の成績が良かった地域に出る枠を与えよう」という夢と公平性を掛け合わせたシステムを導入しています。
さて、その「ワイルドカード」5枠はどこで取れるの?という話ですが、これは全3戦行われる「PUBG Classic」で追加されます。
全3戦の内容は春の世界大会「Face it Global Summit」、夏の北米・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・オセアニア地域の大会「GLL Grand Slam」、同じく夏のアジア地域の大会「MET Asia Series」。
「Face it」では上位3位以内に入ったチームの地域に、「GLL」「MET」では優勝チームの地域に「ワイルドカード」分の追加スロットが提供されます。
では現在(7月29日時点)での状況をおさらいしましょう。
「Face it」では韓国の「OP Gaming Rangers」が優勝、2位に北米の「Shoot to kill」、3位にはヨーロッパの「Team Liquid」が入りました。
よって韓国、北米、ヨーロッパ地域に1枠ずつ追加スロットが与えられました。
続いて「GLL」。この大会ではヨーロッパの「FaZe Clan」が優勝、これによりヨーロッパ地域はさらに1枠の追加スロットを手に入れました。
そして最後に「MET」・・・なのですがここで異常事態が発生。
開催期間中に機材トラブル、配点への対応によるボイコット、ラウンド数の変更など様々なアクシデントが起こり競技としてめちゃくちゃに(これについては後で記事にする予定)。
その結果増えるはずだった今回の追加スロットはまた後日に延期することとなりました。
よって現在のスロット(全32枠)は
北米:5枠(4枠+1枠)
ヨーロッパ:6枠(4枠+2枠)
韓国:5枠(4枠+1枠)
中国:4枠
東南アジア:3枠
台湾:2枠
日本:2枠
ラテンアメリカ:2枠
オセアニア:2枠
未確定ワイルドカード:1枠
ーーーーーーーー
合計:32枠
となっています。
・あとがき
METで浮いたワイルドカードはどうなるのか、日本勢はどうなっていくのか、今後もPJSやPUBGのEスポを見ていきたいと思います。
ではまた次回。今日もお相手はミッシュランでした!
ばいば~い!