【これじゃ無理】参考書と必死に向き合いオンラインレッスンに通ってHSK5級に合格したとしても、一言も中国人と話せないのはなんで?
こんばんは、みさです。
前回は、勉強法によっては検定合格や中国人と楽しく会話ができる日が遠のく理由についてお話させて頂きました。
独学であったり、担当者が毎回変わるレッスン、ネイティブ中国人講師や、ネイティブの発音ではない日本人講師の元で学んだとします。
そうすると、HSK4級等の合格に遠のくばかりではなく、たとえ合格したとしても中国人と一言も会話が続かない可能性があります。
少しでも自分の勉強方法が間違っている可能性があるという不安を抱えている人は、最後まで読んで『何故間違っているか』の原因を突き止めましょう。
努力をしているのに結果が出ていないなんてもったいないですよ!それでは心してスクロールしてくださいね。
必死に参考書と向き合っても、HSK4級レベルに辿り着かず、学校の授業でも単位を落とし、憧れのあの中国人と会話ができないし、中国アニメも聞き取れるようにならない。
しまいには上達が遅れてしまい、履歴書に検定合格をかけず就活で内定を取るのが周りより遅れてしまう。そんな事態を避けたいという気持ちはみんな一緒だと思います。
頑張っているのに、一体中国語が上達しないのは何故でしょうか?
それには、主に3つの原因が関係しているかもしれません。以下述べていきます。
いきなり怒鳴ってしまってすみません(笑)
ただ、よくある問題点なのでよく注意してほしいところです。
それは、
「CDを聴いたら会話力が身につく」はある意味で正解ですが、ある意味では大間違いだということです。
それは何故か?
もちろん、発音に関してはCDを聴いていくということが大事になってくるかと思われます。
しかしながら、CDで話される会話は、日常的に中国人がしている会話とは全く違うのです。
それは、外国人向けの日本語会話音声教材を聞けばよ~くわかると思います。
特に、英語を学んできた人だとわかると思いますが、英語の音声教材をいくら聴いたとしても、アメリカ人同士の会話なんて全く聴き取れないと思います。
つまり、中国人同士の会話を聞き取れるようになるには、中国語の音声教材を聴くのではなく、ネイティブ中国人との会話が必要になるということです。
参考:http://1chinamap.com/listening リスニング力は、ネイティブと話さないと上達に限界がある。
『自分の発音が正しいか』『自分の話した中国語が正しいか』
というのは、結局ネイティブ中国人の人に聴いてみなきゃ分かりません。
今は翻訳機能やネットで調べれば中国語の使い方や知識などはいくらでもでてきますが、実のところ、会話そのものが合っているかどうかはその国の人にしかわからないものです。
外国に行けば、間違った日本語の看板や文章が沢山あるのが分かるかと思います。
もし、翻訳機能や知識のみでその国の正しい言葉が喋れるなら、そういう間違ったものはあるはずがないのと理由は一緒です。
そのため、中国人と会話ができるようになるために頼るべき人は、ネイティブ中国語を喋り、あなたの中国語の何が問題なのかを適切に教えてくれる人が最適だと言えます。
CD音声教材だけでは中国語を喋れるようになれない原因は、ズバリそれは「中国人が(現地で)話している中国語ではないから」と言えるでしょう。
参考:https://note.com/zhenren63/n/n9685d6f3df64 発音がうまくできないと、リスニングができるようにならない原理について。
勉強法を間違っていると、なかなか簡単に成績は上がりません。
例えばですが中国語の勉強を、
単語
文法
長文
の3つのフェーズに分けたとします。(本当はもっと細かいですが)
ここでは例にHSK5級で話しますが、すでに合格している人にとっては、単語・文法・長文の実力をどの程度上げれば合格するか、が分かっているのです。
しかし、まだ合格していない人からすれば、その人の現状から『何をどのように勉強をしたら目標に近づけるか』が分からないのです。
しかし、すでに合格していて、効率的な勉強法が分かる人からしたら、まだ合格していない人の問題点・課題点が分かるのです。
そして、その人が最短で目標達成するために何をどの程度やればいいかを教えてあげることができるのです。
まるで、地元民が観光客に道を教えてあげられるように。
参考:https://golden-years.biz/cn/text/HowToStudy.html 一般的な学習方法では、上達に限界がある。
以上の語ってきた3つのように、
効率のいい(正しい)勉強法を身につける事。
ネイティブに発音を正してもらう事。
これが出来ていないのが、中国語が上達しない主な原因だと思われます。
何度も言いますが、やる気はあるのにやり方が間違っているのが非常にもったいないです。
もちろん、長い期間勉強していたらいつか結果は出るものだと思います。
しかしながら、本来3ヶ月で合格するはずのHSK4級も、ずるずる長引いてしまって1年間かかってしまったり・・。
HSK4級もしくは5級に受かったとしても、中国人とコミュニケーションを取る会話力が身につかなかったり・・。
そういった観点からすると、間違った発音のまま知識だけ身につけてしまうよりは、何もしていない状態のほうがいいと思います。
なので、今まで間違っている勉強法をしていたということに気づけた人は、逆にラッキーだと思いましょう!
逆に言えば、自分が目標達成するための勉強法さえ分かり、またネイティブから発音を訂正さえしてもらえば、かなりの早さで中国語を上達させることが可能になるといえるでしょう。
それでは、今のうちに勉強法を改め、中国人とコミュニケーションができるほどの会話力を身に着けるためにはどのようなことをしたらいいのでしょうか?
そして、かくいう私も、もともとは大学の授業で赤点スレスレなほど中国語ができていませんでした。そこから中国語を教えるようになるまでの流れと共に、次回語っていこうと思います。
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