農業経営日誌Vol.1「すごい」ってなんだ

初note.

自分の農業経営の忘備録として。できれば毎日続けたい。

今日は台風25号予報。昨日の夜からハラハラしながら爆睡。もう先週の台風24号で散々神経も体力も使い果たしたから、謎の余裕。進路もやや逸れてたしね。

6:00。起きたら晴れてる。うん、昨日も結局なんだかんだ晴れてた。なんやねん。 雨風は強かった模様なので念のため圃場をパトロール。うん、３日前に立てた畝も良い感じに崩れてる！播種した種も良い感じに流れてそう！

農業やってるとこんな事はよくあるもんで、人って自分のコントロール外の事で惨事が起きても意外と冷静なんだよな～って思う。なげいてもどうしようもないというか。起きてしまった事は対処するしかないというか。

農業だと「自然」っていうスケールがでかいことに対応せざる負えないから、一年前は「なにこの人たち、人としての器が神レベルなの？」って思ってたけど、人はみな、何かしらそうやって抗えない事に対処してるわけだから別に農業だけが特別じゃないなって思う今日この頃。

大きい小さいの問題じゃない。みんな毎日必死で頑張ってるってこと。女性で、見知らぬ土地で農業未経験で起業したって聞くと、「すごいね～」ってよく言われるけどね、もう違和感。みんなすごいじゃん。何したから、どこの学校だから、どこの企業だから、だからすごいんじゃないし、そもそも何を基準に「すごい」って言ってんのや。

本質だけ見たいし、やりたい。

他人の評価も、周りの目も、自分の気持ちもメンバーの気持ちも関係者の喧騒も本当はどうでもいい

私は私が社会に役立つと思う事をただやりたい。目新しいとか、革新的とか、そういうのも興味ない。

そんな事より、ずっと持続可能で、人の生命を維持できる事を生涯をかけてしたいだけ。物事を始めたら終わりはないから、一日一日、少しずつ進んで行きたい。始めるのもやめるのも簡単。一度決めたら、あとはどんなことも前向きに捉えてやり続けるだけだ。それができりゃー結果はついてくるはず。人はなかなか継続ができない。

話大分それた。

そんなこんなで午前中は土の状態が悪すぎて（湿りすぎで覆土しづらい）播種の続きができず。午後こそはと思ったけど相変わらず。。

仕事が進まないのは一番農業でもどかしい点っす。まあこれもどうしようもない。打ち合わせして本日終了。不完全燃焼。完全に台風さんに翻弄された今週。チクショー。

けど秋風が気持ち良いし、来週は晴れ続きみたいだから良しとする◎

この会社をどんな農業法人にしようかな～。農業始めたい人のデメリットをすべて解消できる会社にしたらきっと、農業をする人はもっと増える！その仕組みづくりと、あとは海外に栽培技術を持って行きたいなー！

そのためにもまずは自分が農業と経営のプロになるべし。勉強しよ。ねむ。