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子どもインタビュー④小学2年生

今回インタビューに答えてくれたのは、地域の小規模校に通っている小学2年生の子どもさんです。学校へはとても楽しく通っておられます。アンケート用紙にそって、質問をさせてもらった中から抜粋しています。

 にしお:好きな行事はなんですか?

 2年生から4年生くらいまでの子どもたちがおもちゃを作って、1年生に遊んでもらう行事が楽しかった。遠足も好き。

 にしお:給食の時間が好きとありますが、好き嫌いがあんまりないのかな?

 好き嫌いがあっても、嫌いなものは減らせるので困らない。人気があるのはみかん、りんご、ゼリー。あまったらみんなでジャンケンしてもらえる。

 にしお:教室が寒いそうですが、寒いときはどうしますか?

 先生は、寒くてもがまんしときーって言う。

 にしお:先生は子どもたちの意見を聞いてくれますか?

 先生は子どもたちからの意見を聞いてなやんでくれるので、聞いてくれていると思う。

 にしお:学校のルールについて、みんなで話し合って決めることはできますか?

 できる。(どんなことを話し合って決めましたか?)ヤゴの紙芝居を作るとき、どんなお話にするかとか、みんなで話し合って決めた。(お母さんより:プール掃除をする時、ヤゴ救出大作戦といってヤゴをつかまえてみんなで育てていた。それを紙芝居にするという取り組みがあった。)

 にしお:宿題がつらいそうですが、どんなことがいやですか?

 ノートをうつすのがいや。漢字ドリルを2回したらテストがあるのだけど、漢字だけじゃなくて文まで書かないといけない。

 にしお:苦手な行事はなんですか?

 学習発表会。はずかしかった。(何をしたの?)音読。(自分ですることは選べる?)選べる。

 にしお:休み時間に何をしていいか分からないそうですが・・

 キャッチボールをする時には、したくないので散歩に行く。(キャッチボールは)強い人ばかりでしているから、したくない。
 

にしお:朝早く学校に行くのがつらいそうですが、何時だったらいいと思いますか?

 12時。

 にしお:学校にいる時間が長くて疲れるそうですが、何時に帰りたいですか?

 12時半!

 にしお:先生は優しいそうですね。

 怒るときもある。(どんな時?)掃除に遅れるたりすると怒るけど、みんなを止めて怒ったりはしない。(止めるっていうのは?)みんなに聞いてって言うんじゃなくて、はよしーや、って言う。

 にしお:おかしいなぁと思うルールはないみたいですね。

 筆箱は四角いものって決まっているけれど、四角くないと机から落ちて、ものをなくすから。(ちゃんと理由があるんだね。)
 

にしお:学校の中で、大好きなこと、大好きな人、大好きな時間はありますか?

 うーん、大好きな人は同級生。

 にしお:学校の中で、がまんしていることはありますか?

 ないかな。

 にしお:今までに、トイレが汚いって教えてくれた子もいますが。

 それはある。トイレはきれいじゃない。鼻から息しないようにして入っている。

 にしお:こんな学校になったらいいな!と思うことはありますか?

 遊ぶものがいっぱいあったらいい。(たとえば?)乗れるやつ、自転車とか。お人形、飛行機のおもちゃ、ゲームとか。(ゲームは色々あるけど、カードゲームとか?スイッチとか?)スイッチ。4人でやりたい。

 にしお:ほかにはありますか?

 レーズンが嫌いだから、レーズンパンのときはミニ黒糖パンに変えられたらいい。あと体育が嫌い。やりたいことがあるのに、まず体操をしないといけないのがいや。休み時間に着替えるのも大変。(からだを動かすのは好き?)好き。やりたいことがやれたらいい。

 <インタビュー後、お母さんより>

1学年1クラスの小規模校で、縦割りでの活動をよく行っている学校。6年生がリーダーシップをとって全校遠足などへも行く。1学年1クラスなので、ほかのクラスに授業進度を合わせる必要がなく、フレキシブルに授業をすることができると先生が仰っていた。普通の学校だけれども、そういった面で比較的ゆるいようだ。

 <インタビューのあと、子どもさんより>

インタビューのあと、「こんな学校になったらいいな!と思うこと」で思いついたことを教えてくれました。「工作の時間に好きなものを選んで作れるようになったらいいな」と思っているそうです。インタビューのあとにも色々と考えてくれて、ありがとうございました。

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Nishio Misato
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