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子どもとおとなが手を結ぶ

 今週末はフジセンターさんで「シチクガモリ」という夏祭り的なイベントがあり,梟文庫も子どもたちと一緒に「子どもカフェ」「ひとはこお店」「スタンプラリー」をすることになっている。イベントの企画から関わってくれる子どもたちを募って「子ども実行委員会」を立ち上げたのが,およそ1ヶ月前。実行委員をします!と手を挙げてくれた,小学3年生から6年生までの子どもたち6人と毎週末集まって会議と試作会を重ねてきた。当日スタッフとして参加してくれる子どもたちも途中から加わってもらって,先週ぎりぎりカフェメニューも確定し,看板やポスター,チケット作りも一通り完成した。オトナは当日に向けて材料の準備やら何やらでまだまだ走っている感じなのだが・・・

 もうすでに私はとっても感動しているのである。

 学校も,学年も違う子どもたち。でもなんだかとても楽しそう。文化祭みたいではあるけれど,なんかこう一致団結!という感じでもなく。だけど「イベントをする」という目的をシェアしているので,できる範囲で協力し合って。とは言いつつ,しょっちゅう脱線したりなんだりもあり。にも拘わらず,ちゃんと間に合って,そしてすんごいいいものが形になっている!

 どうぶつカップケーキ。かわいいでしょ?
 子どもカフェで売りますよ~。ひとつ100円です。

 ・・・とちゃっかり宣伝を入れているが。

 とにかく,すごいなぁ!ってただただ感心しているのだ。私ひとりじゃ,とてもじゃないができなかった。どうぶつカップケーキにしたって,アイディアから「どうぶつをテーマにしよう」まで子どもたちが決めて,それぞれが好きな動物を表現したらとっても可愛かったんである。もちろん子どもたちだけで何でもできるじゃん,ということが言いたいのではない。そもそも場がなければできないことであるし,ゼロから生まれていることでもない。でも子どもの「のびのび表現力」と,オトナの(つまんなく感じちゃうけど)現実調整力が手を結ぶと,こーんなオモシロイことが形になっちゃうんだ!というのが私の偽らざる実感である。

 毎度くどいようだけど,
 それぞれ得意なこと,好きなこと,できることを引き受けていたらいいんだよな,
 とつくづく思う。

 まぁ「ニガテを克服!」も否定はしませんけれども。

 「シチクガモリの夏祭り」は,7月15日(日)。
 梟文庫の活動時間は,11時半から14時半まで。
 みんな,遊びにきてね。

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Nishio Misato
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