（186）梅雨ふたたび。

梅雨が戻って来た。梅雨が好き、とは言わなくても早すぎる猛暑はまったくいただけない。だいたい例年夏休みが来る頃に梅雨も終わるという感覚で生活していてある程度の長短は対応するけど、長すぎる梅雨も早すぎの真夏もいらない。 せっかく見頃になった紫陽花がチリチリに日焼けしてしまったが、遅れて出てきた蕾が残っていたので戻った梅雨に嬉しそうに咲いてくれている。    気温が下がって猫たちもほっとしているはず。そういえばジジが13歳になった。相変わらず童顔だけどジジはとても表情が豊かで、気持ちを顔と声で伝えてくるのがかわいくって面白い。なんとも言えない細やかな表現が絶妙だ。 ところで、猫は年齢に比例して人間の理解度がどんどん上がるのに、私は未だ猫語の理解度が低い。猫の方が絶対私の言葉を理解できる。それから猫はテレパシーが人間よりずっとある。人間も額のあたりでテレパシーを感じて思念を受け取る能力があったけども、言語能力を獲得した代わりにテレパシー力が失われたと何かに書いてあった。猫はテレパシーを持っていると確かに思う。その証拠に、食事の支度をしていて、後でここは猫にすこし分けてあげようなんて事を脳裏に浮かべようものなら、すーっと寝ていたはずの猫たちが集まってきて毛繕いして待っている。そっと猫の方に目をやると（呼んだよね？）と眼が言っている…。ううむ、これではうっかり考えてみることもできないよ。どうすれば猫を呼ばないように猫にあげるごはんについて考えることが可能なのだろうか。  のだめカンタービレをマガポケで読み始めたらハマってしまい、出てくる曲が聴きたくてしょうがない。CDを何枚か借りたはいいけどラジカセでは再現力が無さすぎでクラシックファンがオーディオに凝るワケだよねと納得。ロックもキツいしねえ。長年コンサートもライブもコロナ前から行けてない。何しろ、庭いじりばかりしていたし。でも庭仕事について変化が起きたのでこれから変わるかもしれないなと淡い期待をしている。