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モモ1号

年の瀬は大晦日にここだけと決めた分だけの掃除をした。料理はどうしようか考えたけれど野菜のあまりの高騰に呆気に取られて、喪中なので正月料理じゃなくていいなと思って、ふつうに食べたい食材だけにした。そんな流れでこの数日作ってみたかったクレープを焼く。

人生初のクレープ焼き!初めてのことは楽しくてテンションが上がる。焼くのが難しそうでずっと敬遠してたクレープだったが、寝かせた生地を熱したフライパンに流して広げてひっくり返してちょっと焼いて皿に開ける、この繰り返しがリズミカルで楽しい。集中力がいるところも気分転換になるし、美味しいし、やみつきになりそう。もとはクリスマスの残りの生クリームと食べごろバナナを消費したくて思いついたことだったけど、とてもいい選択だった、きっとまた作ろう。


モモ1号

昨秋にモモがいなくなってからは毎日モモの写真を見返すのが日課となり、15年間撮りためた画像を整理している。昔の携帯電話やパソコンやらにデータが散在しているのをまずは全データ集めることにして、ついでに不用データを消していく作業。小まめにしておくべきだったという反省とスマホのスクショはほぼ無意味だとわかった。

写真を見返すとやはり病気になって、いくらか元気を取り戻してしばらく経ってから、弱ってきているのがよくわかるので辛い。時間もお金も足りてなかった。自分自身に余裕がなくて目の前のモモの様子にうまく反応できていなかったのがとても悔しい。わたしはきっと一生後悔するのだと思うけれど、モモのことを忘れたくないからそれでいい。


モモがお空へ行ってすぐ、家にあった石膏粘土で足型を取って残りでモモを作ろう思ってからポーズに使う写真を探していたが、そういうつもりで撮っていないから同じポーズを違う角度で撮った写真などなくて、結局何となくで作ってしまったモモちゃん像の第一作はモモ1号と命名。小さすぎて作るのが難しく撫でまわして毛がペシャンコになっちゃったけど、なんとかモモに見えるような形にして色をつけて目を描いたらなんだかとっても可愛くなった。

一日に何回も声をかけてお供えもしている。モモはきっとモモ1号に入って楽しいんじゃないかしら。

赤い座布団のモモ1号。M氏撮影

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摺鉢で呉汁を作る

新年
今日はお昼に七草粥をいただきました
ことしは元旦仕事始めだったので大晦日にやれる事をして新年は通常モードお正月mixみたいな気分

昨年はあんまりすぎだったので、振り返ると、途中から半分意識が飛んだみたいな状態だったように思います

今年は昨年の分も、出して行きたい。早速あれこれ始めて、今日は彩色用の呉汁を作ろうとしたのにバーミックスが年末に壊れたので摺鉢で摺りました。最初乳鉢を出したのですけど、豆が飛んじゃう!ので摺鉢に変更。こういう手仕事の道具のこと、子どもの頃の方が分かっていた気がします

摺鉢でごりごり豆を摺るのは案外良いです
決して時間の無駄ではなく、むしろいい時間だと思う
ガガーッ と出来るより、
ゴリゴリゴリ…  と静かな音を聞いて、摺る動作と摺鉢から伝わる振動を感じる、という経験が体に記憶として入る感じ

あまり新年の挨拶にはなっていませんが
ことしもよろしくお願いいたします!

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