07/12/2021 干柿とブルーチーズの春巻きレシピつき
今日は振り替えでお休みでした。
会津美里町のお隣、会津若松市で味噌でんがくを食べたり、新しくできたお店をのぞいたり、お花やコーヒー豆を買ったり……。
会津若松市は会津地域でもっとも栄えており、観光地として有名です。会津若松城(鶴ヶ城)をはじめ歴史ある建物がたくさんあります。
近隣の市町村からも買い物や休日を過ごすために訪れる人が多く、会津美里町の方に週末はなにをしてるのか尋ねると「若松に遊びに行くよ」と言われることがほとんどです。
気の向くままふらふらしていたら、あっという間に昼下がりの時間。
夕方になって、ずっとつくりたくてうずうずしていた春巻きの準備に取りかかりました。
具材は刻んだ干柿とブルーチーズ。
料理本とネットで柿のレシピを調べるうち、どうやら「チーズと相性がよさそう」という仮説にたどり着いたのです。
会津美里町は身不知柿が有名で、家に一本柿の木があるのが当たり前。
昨年からこの時期になると大量の柿をもらい、飽きのこない食べ方はないものかと頭を悩ませていました。
大きな実がたくさんなるため、あっちこっちから柿をいただいたら20個ほどに……。
試作としてりんごでも春巻きをつくってみました。
シナモンとナッツ、蜂蜜も一緒にくるくる。
なんちゃってアップルパイにならないかなぁ、という下心から考案した組み合わせです。
揚げるとかなり重たくなりそうだったため、今回はオリーブオイルを表面に塗ってオーブンへ。
きつね色になったらひっくり返し、しっかり焼いていきます。
両面がこんがり色づいたら完成です!
半分に切るとサクサク鳴る春巻きに期待は最高潮。
いざ、実食。
即、ワインを取り出して干柿に乾杯。
ブルーチーズのコクのある塩っけと、干柿の甘みが互いを引き立てあい、最高のおつまみになっていました。
しかも油分が少ないので時間が経っても春巻きがへたらない……! 罪悪感も減って一石二鳥です。
山椒をほんのり足してもおいしいかもしれません。
りんごの春巻きは、アップルパイとはまた違ったおいしさに変化していました。バターを使わないクリスピーなパイという感じでしょうか。”パイ” 特有のしっとり感はなく、生地は固めなのでクラッカーに似ています。
薄切りに加えてジャムを入れたらよさそう。ナッツと蜂蜜も、次回はもっとたっぷり追加しようと思います。
さっぱりしたものが食べたい日は、このぐらいでも満足できそうです。
つくり方
【材料】 各3本分
干柿とブルーチーズの春巻き
○干柿 2つ
○ブルーチーズ 適量
りんごとナッツの春巻き
○りんご 半分
○ナッツ 適量
※あらかじめ砕いておくと楽
○蜂蜜 適量
○塩 ひとつまみ
○シナモン お好みで
・春巻きの皮 6枚
・オリーブオイル 適量
① 春巻きの皮を常温に戻す
② 干柿は種を取り除いて刻み、りんごは薄切りにする
③ 春巻きの皮にそれぞれ ○ の材料を乗せて巻く
④ 表面に薄くオリーブオイルを塗る
⑤ クッキングシートを敷いた天板に並べ、220℃のオーブンで焼く
⑥ きつね色になったらひっくり返して、両面が焼けたら完成
火傷に気をつけていただきます!
果実みのある軽やかな赤ワイン、ドライロゼと相性がよさそう。