利尻島初訪問ソロキャンプ5日目(最終日) 利尻島から帰宅
4泊した利尻島も、5日目で離れることにした。
JRのきっぷは5/23いっぱい有効で、できればぎりぎり一杯まで滞在したかったが、23日当日に離れようとして、利尻~稚内のフェリーが強風などで欠航、またはJRの不都合が起きたらなど考えると一日前に旅を終わらせるのがベストだと思ったためだ。
朝5時に起床、荷物を詰め、最後にテントを畳んで収納して沓形バスターミナルに向かう。
ターミナルの建物の真ん前に停まっているのがAコースの沓形→鴛泊→鬼脇→仙法志→沓形回りのバス。
利尻島を走るバスは前乗り前降り。整理券発券機も前についている。
バスはフェリー乗船30分前に到着。
帰りのフェリー、ボレアース宗谷の2等自由席は膝が悪いアタシには苦手なフロア式。
おまけにフロアは板に薄いカーペット材を張り付けただけなので、長時間座っているとお尻が痛い。
ので、ザックからエクステンションパッドを出してお座布団にした。
稚内港北防波堤ドーム。
出立の日は朝食をとらないのでお腹が減った。
駅の向かい側、国道40号を渡ったところにある相沢スーパーで弁当と総菜を仕入れた。
アタシがレジに並んだ際に会計をしていたお姉さんが、ちょっともういろいろ危なくなっているのであろうおばあちゃんに、何度も繰り返し、決して声を荒げることもなく、優しく接客していたのに感じ入って、自分の会計のときに、
「お姉さん、おばあちゃんに優しく接して、偉いねぇ」
と声をかけた。
アタシも加齢とともに自分のやることなすことがあれこれ頼りなくなってきているので、お年寄りに優しくしてくれる人を見ると、嬉しくなるのだ。
レジのお姉さんは、
「急かしたら余計焦っちゃうのでね」
とはにかんだように笑った。
最北のJR駅で、相沢スーパーさんで買った大分県産カボスサイダーをいただく。
往路は自由席で、席取りて心が荒んだので、復路では普通指定席を利用してみた。
指定席を予約すると6日間周遊パスの指定席発行回数印字欄の文字の下にピンクの星印がつく。
今回は旭川などで途中下車せずサロベツ→ライラックを乗り継ぐので、指定席利用回数は1回のカウントとなる。
札幌からやってきた宗谷は、
折り返しで旭川行サロベツ4号になる。
音威子府駅の手前の天塩川岸に、北海道命名の地の碑がある。
この写真だと真ん中あたりになるが、木が茂っていて見ることができない。
旭川駅でライラックに乗り継ぐ。
アツモリソウがペイントされていた↓
岩見沢駅で普通列車に乗り換え、自宅最寄り駅で降りた。
いつも普通列車ばかり使っていて、特急にはほとんど乗らない。
移動時間は短かったけれど、移動距離は長いので、疲れは普通列車利用時より却ってある。
不思議だけど。
移動速度が速いからかな。
ああそれにしても。
海鮮いっぱい食べて、濃い~い4泊5日だった。