見出し画像

無駄な感情はない、を唱える

「羨ましい」という感情はなるべく持たない方がいいと思っていた。
確かに、他人と比較しても仕方ないから自分のことに集中しよう、というのは全くもって同意。
ただ、だからと言って「羨ましい」という感情を持つこと = 良くない、ではないと思う。

その感情に隠されているのは内なる願望だから。
「羨ましい」という感情が、自覚できていない願望に気づかせてくれることだってある。
もしかしたら、人には話しづらいと思うような、直視しづらい欲求剥き出しかもしれない。
でも、飾っていない素直な願望を知るのに「羨ましい」という感情が一役買ってくれることがあるのだ。
本当はどうしたいのか、真っ直ぐ受け止めることができたら、あとはひたすらそこに向かって試行錯誤ができる。

と考えると、ネガティブに捉えられがちな感情も無駄になんかならない。
大事なのは活用の仕方であって、そういう感情を持つこと自体ではない。
日々揺れたり湧いたりと変動的なものであり、それ自体をジャッジすることは出来ないと認識すること。
ネガティブな感情はどうしても飲み込まれやすいけど、その活用次第でいかようにもなる、自分自身を変化させてくれるきっかけにもなるのだと受け止めると、肩の力を抜けそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?