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ヨガに学ぶ ネガティブから解き放たれて前向きに過ごすためのコツ

「なにかキラキラした習い事をはじめたい!」
突然そう思い立って、近所のヨガスタジオの門を叩いてから早8年。

スポーツジムに入会しては続かずに辞め、続かずに辞めを繰り返していたジムジプシーの私ですが、ヨガスタジオだけは不思議と通い続けることができ、気づけば自分の日常の一部となりました。

どうして三日坊主の私でも、8年間ヨガを継続することができているのか。その秘密は、「ヨガ哲学が持つ前向きなパワー」にあるのではないかと思っています。

ヨガというと、ストレッチのようなエクササイズのイメージがパッと頭に浮かびがちですが、実は「人生を幸せに生きるための哲学」に起源を持っており、心の動きを鎮めるツールとして呼吸法やポーズが発展してきた背景があります。

インストラクターの先生がレッスンの前後にお話されるヨガ哲学の小話には前向きになれるコツや人生観がたくさん散りばめられており、ヨガを続けていくなかで身体だけではなく、気持ちが前向きになり心が軽やかになっていったような気がしています。

ヨガの起源はなんと今から約4,500年前まで遡ると言われています。なんだか気分が晴れない時には、古くからの知恵にヒントをもらってみるのも手かもしれません。

本日は、ヨガ哲学の経典『ヨーガスートラ』より、ヨガに親しみがない方でもぜひ取り入れていただきたい前向きに過ごすコツをご紹介します。


1.「悲しみ」は一時の感情にすぎない

心の本質である意識の源、悲しみから自由な存在である本当の自分自身を知ることでも、(穏やかな心、冴えた知性でいることができます。)

『ヨーガスートラ』第1章36節

ヨガ哲学では、「悲しみという感情は、人間の心の上で現れては消えていく、単なる動きにすぎない」と考えています。

ショックな出来事が起きた直後にはとても「悲しい」と感じるかもしれないけれど、「悲しい」気持ちは心からいずれは動いて消えていくものである、という考え方だそうです。

悲しい気持ちで心を埋め尽くされていたのに、寝てみたら意外とスッキリ忘れてしまったことや、友達と話しているうちに大したことに感じなくなった、なんていうことは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

悲しいからといって、これから先ずっと悲しい気持ちでいるはずなんてありません。悲しい気持ちで心が曇った時には「単なる一時の感情にすぎない」と割り切ってしまうのも、気持ちを切り替え前向きになれるコツといえるでしょう。

2.いい行動の積み重ねが自分を幸せにする

(カルマの結果で起こる)人生の経験は、喜びと苦痛の連続です。喜びはプンニャ(徳の高い行いの結果)が原因となり、苦痛はアプンニャ(パーパ、不徳な行いの結果)が原因です。

『ヨーガスートラ』第2章14節

ヨガでは、「人のそれぞれの行動(カルマ)の良し悪しが、人生に様々な結果をもたらす。」と考えられています。ラッキーな出来事は自分の「良い行い」に、アンラッキーなことは自分の「悪い行い」に起因している、という考え方です。

さらにヨガの生まれ故郷、インドでは「輪廻転生」の思想が根幹にあり、前世・現世・来世を跨いで「良い行い」をすればラッキーなことが、「悪い行い」にはアンラッキーなことが起こると考えられています。

最初この話を聞いたばかりのころは、なかなかイメージが湧かずにいたのですが、どうしようもなく理不尽な不幸が立て続けに起こったとき、「あ、私の前世だった人がなんかやらかしたな」とふと思い、スッと心が軽くなったことがありました。

「自分の前世」という、どうにもできないもののせいにしてみると、自分の不運に対して「自分自身をあまり責めてもしょうがないのかな」と言う気持ちになり、「今できることをするしかないか」と自然と前を向くことができました。

自分に「ラッキーな出来事」が起きるように普段の行動で徳を積み、アンラッキーなことが起きたら、自分を責めすぎず前を向く。最初こそピンときづらい考え方でしたが、今では前向きに過ごす上で、欠かせない発想です。

3.自分の可能性に蓋をしない

象などの力にサンヤマ(統制)を向けると、それらと同様の力が現れる。

『ヨーガスートラ』第3章24節

ヨガといえば、座禅を組み瞑想をしている姿も特徴的ですよね。『ヨーガスートラ』の第3章では主に瞑想について語られており、瞑想によって超自然能力が発揮できることが書かれています。

「象などの力にサンヤマ(統制)を向けると、それらと同様の力が現れる。」とは、象について瞑想を行うと、象と同様の力が発揮できるということを言っています。

そんな、ばかな!と思いますよね。しかし、これは「自分が思い込んでいる以上に能力がある」という教えのようです。

例えば、「自分はこれはできないだろう」と思い込んで、自分の可能性を制限してしまうことはないでしょうか。しかし、火事場の馬鹿力とはよく言ったもので、できないと思っていたものも、必要に駆られてやってみれば案外うまくできたりするものです。

「自分ができるのはここまで」と決めつけず、可能性を模索し続けることは、制限された人生を過ごしているよりもずっと明るく前向きでいられるはずです。

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4. おわりに

この記事では、前向きに過ごすためのコツを、ヨガ哲学よりヒントを得て3つご紹介いたしました。

1. 「悲しみ」は一時の感情に過ぎない
2. いい行動の積み重ねが自分を幸せする
3. 自分の可能性に蓋をしない

ヨガは「人生を幸せに生きるための哲学」です。
約4500年の歴史があるからでしょうか、知れば知るほど、発想の奥深さがそんじょそこらの自己啓発本とは比べ物にならないぞ!という気持ちになります。これだけ長く、世界中で愛される心と身体のエクササイズであり続ける理由なのかもしれません。

この記事にてご紹介した教えが、前向きに過ごす上でのヒントになれば幸いです。


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