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”世界三大ガッカリ”って本当?はじめての海外旅行で感じたこと

ベルギーの「小便小僧」、デンマークの「人魚姫の像」、シンガポールの「マーライオン像」
これら3つには共通点があるのをご存知ですか?

一つ目に、世界的に有名な名所であるということ。
そして二つ目は、世界三大ガッカリであるということ。

誰が決めたんだ!?と突っ込みたくなりますが、実際にこんな記事が作られてしまうくらい、世界三大ガッカリとしても有名なようです・・


この中で実際に見たことがあるのは、マーライオン。
高校の修学旅行で見たのですが、実はこれがはじめての海外旅でした。
今回は、シンガポールとマレーシアで感じたことについて書いてみます。

そもそも7体いるんかい。

今は無きパパマーライオン。もう解体されたらしい・・

なんと政府公認の公式マーライオンは、現在7体いるそうです。
1体だけじゃないことにも驚きだけど、そもそも公認ってどういうことなのでしょうか。その他は偽物??
沖縄だと、県公認シーサーがいるってことですかね?
色々とツッコミが止まりません・・・

実際に会えたのは、4体のマーライオン達。
ガイドさんによると、なんとそのうち三体は家族で

パパマーライオン、マママーライオン、ベイビーマーライオン

と呼ばれているとのこと。

そして、最初に紹介した世界三大ガッカリは、「マーライオン公園」にいるマママーライオンをさします。

正直言いますね。

めっちゃ、リバースしてるじゃん!!すごー!

by高校時代の私

が、私の感想。(語彙力の欠如)

なんと、リバース=放水しているのは、このマーライオンだけだそう。思ったよりも水量は多く、飛距離もあります。この大量の放水のおかげで、人は多いけれど不思議となんだか涼しい〜。

あと、日本は名所の景観保全に力を入れてますよね。雰囲気を壊さないためにとかって。

でもマーライオンの後ろは高層ビルだらけ!
なぜたろう?それでも不思議と何だか風情を感じました。

ちなみに、前出のネットの記事では

マーライオン像(シンガポール)

意外とがっかりした点
「とにかくフォルムの小ささにはびっくりした」(39歳)
「周りにごみが散乱していた」(29歳)
「ほかに見所が少ないのが気になる」(29歳)
「人が多く、ごみごみしている」(36歳)
「観光客が多いのでシャッターチャンスを狙うのが難しい」(36歳)
「思っていた以上に汚れていて、なんだかがっかりした」(37歳)
「人混みがすごすぎて疲れた」(34歳)

世界三大がっかり名所とは? 見どころとがっかりポイントをご紹介 | マイナビニュース

正直、個人的には全くピンとこない・・

「百聞は一見に如かず」とはまさにこのこと。

この経験をきっかけに、もっと色々なことを知りたい!といういうより、五感で感じてみたい!と思うようになりました。
そのためには、もっと旅しなきゃ!とも。

そして、私は胸を張って言えます。

あれは「世界三大ガッカリじゃない!」と。
実際にこの目で見たからね。


国が変われば家族も変わる。いろんな家族のカタチ。


ニュースでよくみる「不倫スクープ」
他人の家庭の事なのに、茶々いれちゃいたくなる国民性なのかもしれません。
しかし、世界の中には色々な家族のカタチがあることを私はマレーシアで学びました。

ホームステイしたのは、マレーシアのとある村。
イスラム信者が多く、一夫多妻制でした。

だから第一夫人の家に泊まる子もいれば、第二夫人の家に行った子も・・
でも、仲良くみんなで夕飯を食べ、大家族みたいだったそうです。

ちなみに私の家は、奥さんは一人しかいなかったけれど、お手伝いさんがいました。

カレーって、手で食べると結構しみる〜笑

働き者の家族がいるな〜と最初は感じていました。
あの方はお給料をもらってるからなんですね。よく考えたら、ずっと家にいたけど奥さん何も家事してなかったな・・


世界には色々な家族のカタチがあり、色々な考え方がある。
自分と違うからと言って、否定してはいけないのもそうだけど、そもそも最初からこうあるべき!と決めつけたり、押し付けたりしてはいけないと学ばされました。


蛙たちよ、大海に泳ぎ出そう!

現在私は、社会の先生をしています。
あの地域にこんな建物があるとか、こんな事件があったとか日々、教壇に立って教えています。


授業中、生徒から質問される時に、
内容によっては

「あーどうだろう・・・実際に見に行ってきたら良いさぁ〜」

と流すことがあります。

適当な返事に聞こえるかもしれませんよね。
でも、実際に見てもいないのに、

「適当な回答で生徒の好奇心を潰したくない」

という思いからです。

小さな島沖縄だからこそ、「井の中の蛙」になってしまいがち。
どうか子供たちには、色んなものを目で見て聞いて学んで、幸せになって欲しいと思います。

大海に出るための、勇気と知識を与える仕事、それが今の私の仕事。

蛙たちよ、一緒に大海に泳ぎ出そう!!世界はとっても広いのだから。


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