見出し画像

トリックリリック最終19位 1801pt アゴキザングットスタッフ

1.構築経緯

※この構築はフレ戦で対戦したフォローさんの並びをパクりました。僕はこの並びに至った経緯がわからなかったので考案者の環境考察や経緯をいただきました。気になる方はこちらを参照ください。
ざっとまとめると
1.ドラパルト軸ホロウビート
2.ブリム軸
3.砂ノラゴン軸
4.左記3つにどの対面でも腐りにくいオーロンゲ入り。
そしてこれらは複合的に構築に入ってくる。という感じ。

そこから
1.オーロンゲ、ドラパルトに強い…キリキザン
2.キリキザンの横に並べて最も強いスカーフ竜のアーゴヨン
3.詰め筋として優秀なアーマーガア
4.後発ダイマ要因として単体で完結しているミミッキュ
5.セキタンザンやアーマーガア、不利状況の誤魔化しに水ロトム
6.トリル構築対策、非トリル化でもスタッツで誤魔化せるギガイアス
となっています。

対面性能が高く、非ダイマでも強力なアタッカーポケモンを採用し臨機応変に立ち回ることができるのがこの構築の強みです。
またアゴキザンの並びがサポーターとして採用されやすいモジャンボオーロンゲへの処理速度が非常に速いのであまり仕事させずに処理できます。ストレスが少ない試合にできるのも魅力的です。そして僕が上記並びを使うとして意識したことはミラー意識です。このルールは使用可能なポケモンのプールが狭く、対面ミラーになることが想定されました。そこでキリキザンアーゴヨンミミッキュ最速の型で採用し、アーマーガア鉄壁ボディプレス型で採用したりとミラーが起こっても負けないように強く意識しました。

2.個体解説

画像6


上述の通り最速。ロトムやガモスの上をとったりもしたので正解でした。ミラー意識なら瓦割が必要では?考えるかもしれないですがメインプランはミミッキュのダイマであること、キリキザンはほぼ襷でほかのポケモンで容易にダメージを出せるので不要と判断しました。ダメ押しがアーゴヨンの範囲技と非常に相性がよく、ダイマックス技並みの威力が出るので火力不足は全く感じなかったです。刺さらないPTがほぼいないと思えるほど安定した活躍を見せてくれました。

画像3


上述の通り最速。ミラーの同速は負けはほぼなかった。流星群、ヘドウェ、炎技まで確定でラストはミミッキュと並べて毒技を打ちたい時用のヘドロ爆弾を採用しました。しかしほぼ打つ機会がなかったのでとんぼ返りが正解だったと思います。熱風ミミッキュキリキザンの並びの両方を触れることで採用、実践では鋼+サイドチェンジの並びにとても有効だった。基本的にキリキザンと並べてヘドウェダメ押しをするだけで相手がみるみる削れていった。
スカーフ竜の中で砂ノラゴンの上を取れてオーロンゲを強打できるのは環境にとてもマッチしており、文句なしに強かった。

画像5

最速。技構成は珍しいフルアタ。補助技を仕込んでダイウォールを打てるようにするか悩んだがミミッキュがマウントとった時のアドバンテージを最大化するためにフルアタ構成とした。ただ思っていたよりダイマキリキザンがいなかったのでドレパンの活躍機会は少なかった。ミミキザン+ガア対面悠長にビルドアップをしてくるところをダイナックルダメ押しで致命傷を負わせることが何度かあった。

ギガイアスも採用している為トリックルームを採用したかったが最速ミミッキュを使うなら相性が悪いと切り捨てることにした。

ダブル勢では珍しいというゴーストダイブだが陽気珠ミミッキュの120ダイホロウは威力が足りないことがあるとシングルで経験していたので迷わず採用。非ダイマのときもダイマ枯らしや守る貫通命中安定90打点として重宝した。

一番ダイマックスをしたポケモンであったが非ダイマでも十二分に強く個で完結している。他のポケモンにダイマックス権を譲っても腐らないところが強く、試合展開に応じたプラン変更が可能だったのもミミッキュならではだったと思う。悪タイプを強打できるも環境とマッチしており、この枠はドラパルトでもなくレイスポスでもなくミミッキュしかありえなかった。

画像6


ミラー意識の鉄壁ボディプレス型。調整としてはウルガモスがいようがロトムがいようが選出しても1回は仕事ができるようにHDベースとした。HB鉄壁ボディプレスガアには負けるがそうそういないとして切った。Dはタラプ込みでC165FCロトムの10万ボルト2耐えくらい。スチルアース型のサザンドラ嫉妬の炎ガエンに勝ったりウツロイドのメテオビームを耐えたりと活躍し型としては正解だったと思う。後半になるにつれて選出する機会は減ったが選出したらきっちりと仕事をしてくれた。

画像6


最速60族抜き。最速マタドガスの上から行動できない水ロトムは要らないと思ったのでここまでSを伸ばした。構築として苦手なセキタンザンアーマーガア、不利対面のサイドチェンジによる誤魔化しとつらい部分を一手に引き受けてもらった。
おにびの枠はガアで詰めるプランでの補助として採用したがわるだくみやてだすけでよかったと思う。

画像6


トリル対策枠。最悪非トリルでダイマしても砂込みのスタッツで誤魔化せることができるのがダダリンとの違いだと思う。トリルまたはセキタン相手にしか出さなかったので選出率は最低だが出した試合できっちり仕事はしてくれたのでこのポケモンしかいないと思う。

3.選出

基本選出
先発:アーゴヨン+キリキザン
後発:ミミッキュ+ロトム(アーマーガア
)
基本的には後発ミミッキュでダイマをする。アーゴヨンの範囲技+ダメ押しが強力で非ダイマで残数有利をとってそのまま押し切る展開が理想。刺さり具合によってはキリキザンやアーゴヨンでダイマックスしてもパワーが落ちない。
基本選出が強い構築は強いということを改めて感じました。

対トリル
先発:アーゴヨン+キリキザン
後発:ギガイアス+ロトム(アーマーガア)
トリルサポーターを早期処理してギガイアスでタダ乗りして勝つ。アーマーガアを育成するプランが王道だがアーマーガアの刺さりが悪い場合やギガイアスのサポートが必要ならば水ロトムを選出した。

対セキタン
先発:アーゴヨン+キリキザン
後発:ロトム+ミミッキュ(ギガイアス)

不利マッチ。初手のドラタンザンへの鬼択を通してやっと5分くらい。トリルもないので結構しんどいがトリルギガイアスを警戒されてかセキタンを選出されないことがあり勝率としては4割くらいあったと思う。サブロムや構築原案者はトリル入りを使っていたので再戦意識だったのかもしれない。

4.雑感

過去世代でキリキザンを使っていたのでキリキザンを使った強気のプレイングをすることには慣れていたので自身との相性もよかったです。久しぶりのダイマあり+特殊プールで追い風やこの指がない、天候要因が少ないとユニークなルールで、1から考察する楽しさを久しぶりに堪能しました(構築はもらった)。仲間大会も活況でルール発表後はずっとこのルールで遊んでいました。

5.最後に

Special Thanks
構築をいただいたQS(@QS_nine)さん、ありがとうございました。並びが完成されており仲間大会からずっと強かったです。自身はあまりメンタルは強い方ではないですが、頂き物の構築ということもあり保守的にならず、果敢にチャレンジすることができました。その部分も結果につながったと思います。

6.戦績

最終19位 1801pt 36-9 勝率8割

7.対戦動画

https://youtu.be/tUEBSBQfadY

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?