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剣盾公式大会 プリティプリマ 最高1797 最終1733 最終47位

0.環境考察

〇強い要素
・岩技
環境にはニューラとワシボン、そのメタとしての威嚇ポケモン(ニャビー・ガーディ)やS90族からの鬼火が打てるポニータ、ロコン・ヒトカゲの晴れ構築が一定数いる環境で岩技の通りがよい。特にダイロックはニューラの襷を貫通するので非常に強力である。故に隙を見せるとダイマックスタンドン、アーケン、アノプス、サニーゴといったポケモンで壊滅してしまう。

・モンジャラ
このルールで最も種族値が高いポケモンが眠り粉を持っている。また最高峰の物理耐久を持っており物理で突破するのは至難である。しんかのきせきポケモンのダイマックスが強いのは自明なのだがこのポケモンに上から眠り粉を打たれるだけで止まるので考察が難しくなる。モンジャラ側は見えない防塵ゴーグルに怯える。

・コーチングリオル
強力な精神力ポケモンが跋扈している環境かつ物理ポケモンが多い環境で能動的に物理耐久および物理火力をS関係なく上げらえる強力な技である。このポケモンがいる影響でPTの特殊打点の確保またはなにかしらの誤魔化しが強要されていると思っている。

・ゴンべ
個人的に環境の中心ポケモンだと思っている。詰め筋、ダイマックスともに優秀。こいつとモンジャラとニューラだけ一般ポケモンと同等の数値を持っている(ポリゴンもかも)。じわれを搭載すればサニーゴにも負けないポケモンとなる。あついしぼうによる炎氷耐性も環境にマッチしている。このポケモンで詰む構築は上には行けないので対策必須枠。ゴンべ使用者視点では地割れミラーがどこまでも五分五分になるのでどこまで地割れミラーで有利を取れる試合プランを構築できるかが肝になると思う。ノーマル技・じわれ・のろい。まもる@残飯が主流だがのろいの部分をみがわりにして一撃技、どくどくややどりぎを回避する型も強い。

※ニューラやワシボン、ポリゴンも強いけど解説は省きます。

〇メタとして入ってくるポケモン
・バルチャイ
地割れ無効・粉無効・どくどく・羽休めと環境ポケモンを一方的に無力化しながら詰めに持っていける。攻撃技・鉄壁・毒・羽が主流であると思う。このポケモンがいる影響やゴンべモンジャラまで含めると身代わり持ちポケモンやどくみがベベノムといったポケモンが環境に登場すると思う。またどくどくポケモンの参戦の先には頑丈+鋼タイプでゴンべまで役割が持てると主張できるコイルやココドラ、やどみがテッシードが参戦してくると予想している。

・格闘ポケモン
岩タイプや前述した鋼ポケモンの登場、ノーマルタイプ、ニューラが環境に多いので格闘タイプに隙を見せる構築も多くなると思う。ただモンジャラとサニーゴ、ワシボンに隙を見せやすいのでにそこをカバーできる構築で使いたい。

1.構築経緯

◎初めに触った構築:タンドンニューラモンジャラサルノリワシボンコマタナ
〇強いと思った要素
・岩技
→ダイロックはすさまじく強かった。通りがよすぎる

・スカーフニューラが強いこと
→スカーフニューラのS操作性能が優秀でワシボンが非常に通しやすい。
→スカーフニューラ以外は先手を取ることができ、ニューラメタのスカーフ枠より先に行動できる

・キセキモンジャラが強いこと
→モンジャラが防塵ゴーグル・防塵等を除き非常に誤魔化し性能が高いと思った。
→不意の地面タイプや水タイプに強い。(バンバドロ、ナックラー等)

・特殊ATの重要性
→特殊タンドンを使っていたのでコーチングアノプスが来ても貫けた。
→ただタンドンである必要はないと思った。(数値が足りないんだ。ごめんな。)

〇疑念におもったこと、改善点
・タンドンの数値不足、ダイロックがオーバーキルすぎること。
→アーケンドガスのように非ダイマで岩技を振りダイマ権を他に譲りたいと思った。

モンジャラメタへの対策
→タンドンニューラモンジャラおよびニューラワシボンモンジャラはどこまで行ってもモンジャラの誤魔化し性能に依存している部分がある。特に不意のゴーグルポリゴン等にeasy loseするのではだめだと思った。

◎構築作成
1.スカーフニューラと相性のよい初手だし枠を考察、前述の通りモンジャラメタの防塵ゴーグルの対策方法としてはたきおとすに着目した。きせきポリゴン、ゴーグルポリゴンともに腐ることがなく非常に強力な技でこの技を打てるポケモンを探したところ、アノプスがヒットした。アノプスは75族とこのルールで非常に高速で岩技を種族値90から打つことができはたきおとす以外の要素も非常に強力であり採用することとした。

2.ニューラアノプスの後はワシボン+モンジャラダイジェット眠り粉が一番パワーが高いと思ったので採用した。

3.ここまでで特殊打点の確保が課題であった。モンジャラもいることもあり無理やり粉トリル展開も作れること特殊ATとしてのポリゴンが一番ステータスが高いと思ったのでトリルポリゴンを採用した。

4.ポリゴンを採用をするのだがDL対策が進んでいることがちトリルのタマゲタケ考慮すると防塵ゴーグルを持たせたい→その際のスタッツ不足が気になった。ラス1枠に詰め筋+アシッドボムによる火力強化もできるアシボヤドミガテッシードを考察していたのだがこのポケモンが挑発みがわりに弱く汎用的な強さがないところが気になった。そこでアシッドボム持ちを比較していたところズルッグがヒットした。バクア威嚇による補助とアシッドボムを両立でき自身も格闘タイプとしての単体性能がありこちらのほうが状況を選ばず強いと思ったのでチョッキアシボズルッグを最後に採用した。

◎不採用ポケモンへの所感
ゴンべ…強いのは間違いないのだがミラーが不毛なのと状態異常に弱いところがネックだと思い採用しなかった。

アーケンドガース…アノプス軸でいくかこっちで行くか迷った。ただ選出枠に2枠を割くところやスカーフニューラにはアーケンが上をとられること、ドガースは不意のダイアースおよび挑発がめんどくさいかと思ってやめた。どちらも単体で強いのでただの考察不足の可能性もある。

2.単体紹介

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・S操作要因としてニューラを採用、ゆえにメインウェポンはこごかぜとローキックである。ニューラミラーに強いのもぐっど。このポケモンとアノプスでS操作を行いながら後発のワシボンを通す。

・トリプルアクセルはアーケンや格闘ポケモンを襷含めて貫通できるので採用、ワシボンの起点にしたい場合はこごかぜを押す。命中不安採用にネガティブなイメージは自分にはあまりない。過去の話だがきあいだまだって受けループを倒すためにメガゲンガーに幾度となく採用されてきた。仮想敵がいるのであればむしろ採用しなければならないとも思っている。

・じごくづきは砕けたサニーゴをスイープしたり、こごかぜ後にドーミラートリルが見えたのでダイアークで回避するために使用したのでこの技で問題なかったと思う。

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・このルールで75族というのは非常に高速でワシボン含めた60族、ニャビーアーケンダクマベベノム70族付近まで抜き去ることができる。

いわなだれが強力でH振りニャビーくらいならこごかぜと一緒に持っていける。そもそも95族がニューラと一緒なのでそう思うととても強い。基本行動に怯みの上振れが付いてくるのもとても良い。

・後発のワシボンモンジャラを通すことが重要なので岩石封じも採用した。

・特性はこのPTでだれも勝てない雨タマンタ意識ですいすい。雨にタダのりして上からいわなだれしてるだけで勝ったりもする。

・HBガーディやHBニャビーは威嚇込みで削り切れないがワシボンに威嚇が入らないのでそれはそれで試合展開的に問題ない。逆にHSくらいならこごかぜ込みでもっていくので相当強い。

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・剣盾最高火力の物理ダイジェッター、特にサポートがなくても相手を破壊できる単体性能がある。

・技構成は鋼タイプへの打点および通りがよく襷つぶしもできる格闘岩技を採用。

・初手だしでなくS操作後の後発から出せるので非常に扱いやすかった。

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・コーチングリオル+ゴンべ入りまで考慮しいろいろな誤魔化しを何にするか迷った際にねむりごなを採用することにした。

・メタが進んで防塵ゴーグル持ちが多くなることは予想されたが、アノプスのはたき落とすがあるのでポリゴン入り等にも強気に選出できる。

・表選出にも裏選出にもほぼ選出したMVP、Sは1加速で最速60族+3

・ワンウェポンはヘドロ爆弾と悩んだが、草タイプには概ね打点が足りていること、表選出時にワシボン+モンジャラと並んだ時にコイルに触りたいので見送った。地味に回復ソースにもなる。

・格闘タイプが構築的に重そうに見えれるがこのポケモンがいるので特に困らなかった。

・構築的にしんかのきせきが余ったので持たせたがとても強かった。硬すぎて退場して欲しいときに退場してくれず困ったりもしたが、このルールでしんかのきせき持ちなしは嘘だろと思って持たせた。

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・表選出にある程度構築パワーを寄せているため、裏選出時にトリルを貼ってそのままATになれるポケモンとして採用した。次点ユニランだが対サニーゴ性能まで含めるとこちらになった。

・トリルATなのにダイアタックを打つがこのルールがやるかやられるかだけなのでそこまで気にならなかった。

・最遅にしても抜けないポケモンは抜けないのでモンジャラをズルッグともに抜かれるようにした。無振り35族(ドッコラー)にちょうど抜かれないくらい。火力耐久力補強は後述するズルッグにお任せする。

・持ち物はタマゲタケ、モンジャラ意識でゴーグル。

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・ポリゴンと並べて最強の1匹を探した結果入ってきたポケモン。威嚇チョッキで実質的にしんかのきせき持ちと主張できる。

・環境的には大きくなるサニーゴが結構いたのでポリズルのトリル展開が環境とマッチしていた。

・威嚇アシボバクアでポリゴンの補助をする。何ならモンジャラダイマックスの択をとってもアシボでアシストできたりもした。そして崩されそうになったらこいつをダイマックスさせたこともあった。数値が高いので十分強い。アシボは鉄壁バルチャイや眠る勢を許さないところもよかった。

素早さはズルッグポリゴンの並びがトリル時を想定しているのでポリゴン-1

・このポケモンのモーションはかわいいので是非見てみて欲しい。ズボンを上げながら頑張るのはとってもキュート。リージョンしてもゲーフリはベルトを買い与えないで欲しい。

3.立ち回りまとめ

◎基本選出(岩の通りがよくトリルがないスタン系)
初手:ニューラアノプス
後発:ワシボンモンジャラ

◎コーチングリオルwithゴンべ(遅い物理入り)
初手:ニューラアノプス
後発:ワシボンモンジャラ

◎コーチングリオルwithはやいやつ、基本選出が刺さってないとき、トリルが刺さっている相手、弱保砕ける鎧サニーゴ
初手:モンジャラポリゴン
後発:アノプスズルッグ

または
初手:ニューラポリゴン
後発:モンジャラズルッグ


◎ガチトリルかつニューラがいなく上からの圧が少ないとき
アノプスモンジャラ
ポリゴンズルッグ

きついポケモン
ドッコラー…特に火炎玉の場合は眠らない。ただ火炎玉のときにはダイアタックで飛ぶのでズルッグの威嚇でむりやりポリゴンを通すプランか。モンジャラと対面できれば勝てそうではあるが。

4.結果

最高1797 最終1730くらい。1800チャレンジは2回ほどあった。仲間大会で3回1600とったし勝ち馬よりではあったと思う。

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5.反省

◎継続するべきところ
・良い点と悪い点を整理して考察を進められたこと。ちょっとメタの中にないような構築を作れたこと。
→アノプスとズルッグの発見はとても良かった。

・環境全体に勝てるような構築を考えるようにしたこと。
→いろいろな誤魔化しをドガースに頼らずに考察できたこと。

・大会前に構築記事を書いて思考の整理を行えたこと。
→ズルッグにc4振りできるのにも気が付けた。

◎反省点
・ポリゴンの自己再生
→1度も使わなかった。アイアンテールまもるでよかった。

・メタ読みの外れ
→速いポリゴンが多かったこと
→最遅モンジャラを意識しポリズルのSを落としすぎたこと。

・ダメ計不足
→弱保サニーゴやダイマックスキセキモンジャラのダメ計もう少しやっておけばよかった。

◎改善点
・構築が完成したらもう少しいろんな人に見てもらったりして改善案を探す。

・自分があまり使いたくない事前にポケモンも使う。
→(くだけるよろいサニーゴってドガースに勝てるのかよくわからなった。)

6.全体を通して

・最終的な結果は振るわなかったものの25戦以上1700から落ちることなく上で戦えたので満足です。トリリリは人からもらった構築ですがこの構築は自分で作った構築というところもあり構築作成能力強化という意味ではトリリリよりも収穫が多かったなと思います。

やましょーさんの最強シロナ2on2含め最近変なルールの公式大会を頑張っている理由の一つにルールが発表されてから短期に考察し構築を組み上げる能力を養うという狙いがあります。大会を勝ち抜くには8割ぐらいの圧倒的な勝率が必要になりそうだとトリリリで勉強しました。強い構築なしに難しいなと思ったので今後も頑張っていきたいです。

・剣盾ではチェリムばかり使っていたというところもあり特殊ATやその他のポケモンの考察能力に乏しかった部分があるのでちょっとずつ改善していけたらと思います。

・対戦いただいた方ありがとうございました。そのうち切り抜き動画作ります。


7.対戦切り抜き

https://www.youtube.com/watch?v=tMZicXzdieI








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