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保健室の先生を辞めて、フォトグラファーになった理由。
4人姉妹の長女だからなのか、
父子家庭だったからなのか、
こどもとか、赤ちゃんが昔から好き。
物心ついたこどもの時から、「こども」に惹かれている。
それでもって、
私自身がとても自己肯定感の低いこどもだったので、
自信のないこどもの、安心できる場になりたくて、
小学校の保健室の先生になった。
でも、6年で辞めて、フォトグラファーになった。
辞めたのには色々な理由があるけれど、
その一つに、「小学校の6年じゃ物足りない。」がある。
フォトグラファーなら、小学校の間のこども時代だけじゃなく、なが〜く関わっていられる。
毎日大好きな被写体と向き合っていられて、
我ながらナイス転職チョイスだ。
32歳になって、
私の中の愛すべき「こども」のストライクゾーンが、かなり広がっている。
どんどん、人間そのものへの興味が湧いているし、
惹かれて止まない。
お腹に宿された時のエコー写真からはじまり、
産まれた瞬間、
毎日の成長、
誕生日、
七五三、
卒業式、
成人式、
結婚式、
遺影まで。
人間は、最初から最期まで写真を撮る。
人生の傍に写真がある。
人生に寄り添いたくて、フォトグラファーになりました。
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