わたしの表現するための人生は、今、やっと始まったのだ!
大学一年生の最初の発表会で演奏したのは「フォーレ作曲のファンタジー」という曲でした。確か先生から勧められたと記憶しています。
ゆっくりでロマンティックな楽章と早くてコケティッシュな楽章。ふたつでセットになっている作品です。フルート奏者なら誰もが知っている名曲であり世界的コンクールの課題曲にもなっています。
わたくしは大学を卒業してから、ファンタジーを演奏する機会はもちませんでした。なんとなく、選ばなかった。
この自粛になって、ここまでの人生で縁あって手にしてきた曲・楽譜を見直し吹いているのですが。すべての曲が、あまりに難しくあまりに美しく、あまりに神秘的であることに驚いています。
フォーレのファンタジーにいたっては、本当に難しい(笑)そして、美しい。
いえ、そのことを心から感じることが出来るのです。
そう、私は、ここまでの人生の様々な体験をしてこなければ、これらの作品の美しさと同時に、美しく演奏出来ると言うことがどんなに大変な事か、また、どの曲の中にも潜んでいる神々しさに気付くことは出来なかったであろう・・・と。
そして、ここまで生かされているということに感謝が溢れ、ここまでのすべての体験に対しても
感謝の想いが溢れています。
あ~フルートを学び続けて来て良かった。
わたしの表現するための人生は、今、やっと始まったのだなと実感しています☺️
いま、こうして生かして頂きありがとうございます。
MISAO🐰✨🌠
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