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【BT14環境】LOリリスルインループ

初めましてMISAOです。
そろそろEX5「アニマルコロシアム」も発売ですね。
夏の一大イベントだった大テイマー交流会「アルティメットカップ」も東北を残すだけとなり、自身の参加としては終わってしまいました。

今回はこのBT14環境で使ってきたデッキの解説を書こうと思います。
珍しいデッキタイプで知らない人も多いと思いますが、デッキの強さとしてはネタデッキではなく上位デッキにあたると思っています。
使い始めは4年目に入り、ST16「友情の鋼狼」が発売してから、改良を重ねアルティメットカップ姫路前に完成したなといえるデッキになりました。

実績としてはあまり奮わずエボリューションカップ優勝1回のみで、アルティメットカップは2回とも3-2でドロップという結果になってしまいましたが、デッキの性質上仕方ないところもあり自分の力不足を感じました。

次環境でも余裕で最前線で戦えると思っておりますので、デッキは崩さず使い続けるとは思いますが、1次予選等には持っていくのは控えようかなと思います。

解説をご覧になって頂いて、使っていただくのは問題ありませんが一番大事なところを説明させていただきます。

注意事項

このデッキは非常に回すのが難しいデッキとなります。
自分のターン中にループコンボを用いてLO勝ち(デッキ切れ勝利)を狙う為、フィニッシュでは自ターンを長く続ける性質があります。
正直対戦相手としては楽しくなく、デッキを回すのが遅い場合、時間切れやストレスを感じることになるので、大会等に持ち込む場合は事前に入念な練習をして淀みなくデッキを回せるようにして自己責任でご使用ください。



デッキタイプの歴史

LOデッキの始まり

LOデッキが明確にデッキタイプとして登場したのはBT5で「メギドラモン」が登場したときです。

お世話になりました


能動的に相手のデッキを削ることができ、1ターンに複数回メギドラモンに進化して相手のデッキをなくして勝つデッキでした。
ただデッキを削るのはメギドラモンのみで基本はコントロール色が強く、削り切れる枚数になるまで耐える構築がメインでした。

革命のドラゴンズロア

LOデッキに大きな変化があったのはEX3「ドラゴンズロア」にて進化時にデッキ破棄を行う「グラウモン」「メガログラウモン」が登場したときです。

普通にデュークモンデッキで強い
最強カード

特にメガログラウモンは進化時にデッキ破棄を行いながら、次の進化元であるギルモンを登場させるため、ループコンボが開発されました。

過去大会に参加したLOループ

このときは闇からの呼び声が制限されていなかったため
グラウモン⇒メガログラウモン⇒リリスモンと進化させ、ジャックレイドや呼び声を回収
メガログラウモンの効果で横に登場させてギルモンをまた進化させ、進化パーツがなくなれば、呼び声でリリスモンを消滅させてパーツを回収というループでした。詳細は割愛します。

神の降臨 オルタナティブビーイング

直接デッキタイプとして増えたわけではありませんが、EX4にてLOデッキ最強といってもいいカードが登場しました。
それが「ブラックグラウモン」です。

書いてあること全部強い

闇からの呼び声の制限を受け、LOループデッキは半壊しましたがこのブラックグラウモンのおかげで呼び声制限をものともしない動きができるようになりました。
単純に今まで呼び声で回収していたLV4,5のパーツを進化時効果と消滅時進化元効果で回収する為、LV6さえあればいいということになります。

ちなみにもう1枚のキーカードであるルインモードもこの時登場している為、ほぼこの時期には今のLOデッキを組むことができるようになっていました。(この時期は全国大会前でLO開発しようとはしていなかったですね)

最後のパーツ ヤマト

LOループ最後のパーツが登場し、開発が始まりました。

テキストの半分ぐらいは使わない

「友情の慟哭」です。
ガルルモンの強化オプションとして登場しましたが、重要なのはトラッシュからの回収効果。
前述したLOループデッキではデッキを回復させるアヴェンジキッドモンをトラッシュから回収する際には唯一色指定なしでデジモンを回収できるユノモンを仕方なく採用しておりました。
しかし、ここで同じく色指定なくデジモンを回収できる上にリリスモンやアヴェンジキッドモンで回収が楽々できるオプションカードが登場したことで、ループパーツに大きな変化が起きました。
単純にユニモンを挟む必要がなくなり、リリスモンだけで良くなったのです。
これは構築的にもメモリー的にもかなり大きなことなので早速デッキを作り始めましたね。

デッキタイプとしての強みと弱み

このデッキタイプの強みとしては大きく4点です。
①相手のセキュリティを攻撃しなくていいので、ディレイやテイマーが出てくることがない=相手の速度が上がらない
②セキュリティの裏目が強く、メモリーブーストとトレーニングが出ることでこちらは加速する
③中速以降の受け重視のデッキに対しての圧倒的な強さ
④相手のデッキを破棄することでキーカードを無くさせることができる

逆に弱みとしては以下の3点ほど
①進化ラインの枚数も少なく、オプションが多い為、ひどい事故がたまにおきる。
②メモリーメタデジモン、効果登場メタ、進化コスト軽減メタなどほとんどのメタデジモンの影響を受ける為、それらを並べながら攻められると弱い
③パーツのセキュリティ落ちにより自滅する可能性や時間切れの可能性がある

以上の強み弱みの元、デッキ内容の解説に入りたいと思います。

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