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初心者がストゥブで炊き込みご飯をつくる。

今日はお気に入りキャンプ場で初めてストゥブを使ってお米を炊いてみた話を。

お気に入りキャンプ場紹介はよろしければこちらをどうぞ。

キャンプで何を作って何を食べるか。
これ、結構みなさん悩みませんか?

朝は決まってホットサンドを作るのが私のルーティーンだけど、
夜、何を作るかはその時の気分次第

今度のキャンプは何を食べようか、
あれはどう?これも良くない?なんて、
そんな風に考えてる時間からもう楽しい

そんな私たちでも避けてきたもの…そう、
キャンプでご飯を炊くということ。

もちろん、キャンプでご飯を食べたことはある。 
定番のカレーライスだってよく作る。
でもなんとなく失敗するのが怖くてレトルトのご飯か、
炊いたお米をジップロックに詰めて湯煎する、
という方法で凌いできた😅

だけどやっぱりキャンプでご飯を炊いてみたいという野望はあったわけで。

事前にネットでいろんなブロガーさんの『ストゥブでご飯を炊く』記事を拝見し、私たちなりに作ってみた。
そもそもストゥブ自体がご飯を炊くのに適しているからか、初心者の私たちでも、
意外と簡単に、失敗せずに作り上げることができたのでまとめておこうと思う。

料理人でも料理にたけている訳でもない、ど素人のまとめなのでそこは多めに見ていただければ幸いだ…。

1. お米を水に浸す。

色々調べて分かったのだが、
どうやらできるだけ長い時間お米を水に浸しておくことが重要らしい。
ある記事では45分以上というのも目にした。
私たちはキャンプ場についてまず設営をしそれから軽食を、という場面で水に浸し始めたので、
かれこれ3,4時間は水につけていたような気がする。

もちろん、水に浸す前にお米を洗う。
それは炊飯器で炊くのと同じように行ってからが良いだろう。

2. お米の量分、水を足す。

水にお米を浸しておくともち米みたいにぷっくりと膨らむ。

なんだかもうご飯が炊けたような感じに見えるがこれ、まだ水に浸しておいただけ。
ここからが緊張の瞬間、水加減だ。
調べた結果、私たちは1合につき180mlという水の量で試すことにしてみた。

今回は2合で炊き込みご飯を作ったので360ml投入。
炊き込みご飯は柔らかいより硬めが好きなので若干少なくしてみたが、
これも色々とネットの記事を漁った結果、
そこまで水加減には拘らなくても良いように思える。
というのも、この後の火加減の方で割とリカバリーができる。

3. 蓋を開けたまま火にかける。

今回は炊き込みご飯だったのでこの後に色々と出汁やら具材やらを入れてから火にかけているが、
まず初めはどうやら蓋を開けたまま火にかけることが重要のようだ。
なぜなら、蓋を閉めていると中の様子が全く見えず
実はお米に火が入っていないのに水分だけは蒸発して焦げ付いてしまった、なんてことがあるようで。
蓋がしまって中が見えないのだから、火加減を調整するのが難しいのは無理もない。
義母にもまずは蓋を開けたまま火にかけるのが良いよ、とアドバイスをもらった。

それでは蓋を開けたまま、まずは中火くらいで沸騰直前まで火にかける。
しばらくすると白い泡がポコポコ出てくるので、
そしたら強火にしてここから1分熱を通していく

こんな感じで蓋を開けたままなので中の様子がよく見える。
うん、これなら火の加減も調整しやすい。
上の写真のように、ぼこぼこ大きな泡が一気に出てくる状態を1分間続ける

4. いよいよ蓋を閉めていく。

強火で1分のタイマーが終わったら遂に蓋を閉めていく
ここからがちょっと怖いが、蓋を開けたくなる気持ちを我慢する時間が始まる。

蓋を閉めたら更に強火のまま1分
ここで一気にお米一粒一粒に熱を通していくようだ。

鍋の隙間からは蒸気がうっすら出てきて、時折ジワーッと中の汁が滲み出てくる
(ちなみに私たちは、鍋の下から火がはみ出さないくらいの強さを強火として火をかけた。)


5. 弱火でじっくり熱を伝えていく。

蓋を閉めて強火で1分火をかけたら、
今度は弱火にして9分待つ
コンロで弱火ってかなり難しいが、消えるか消えないかのギリギリを攻めて弱火を作ることにした。
風が強い時には風防があると良いかもしれない。

6. ふたたび強火で水気を飛ばしていく。

弱火で9分火にかけた後は再び強火にして鍋の中の水分を飛ばしていく。
だいたい30秒から1分くらいが目安というが、なんとも曖昧😇
おこげが好きなら長め、柔らかめが好きなら短め、そんなところだろうか。
ここでもし焦げ付いた臭いがしてきたらすぐさま火を止める、それだけは忘れないように気をつけよう。
上手くいっていればご飯が炊ける良い匂いがしてくる。

7. 蓋を開けずに待つ。

ストゥブでご飯を炊く方法を調べていると、
ここで絶対に蓋を開けてはいけない
そんなワードをよく目にした。
でも大丈夫、私たちは開けた(笑)ほんの一瞬ね。

6.の部分で一体どのくらい強火でかければ良いのか不安になって、ほんと一瞬だけ中を覗き込んで水気をチェックした。
やば、開けちゃった。と思ったが、
そのくらいの一瞬なら何も問題なかったので、
神経質に絶対蓋は開けられない!!!!なんて思わなくても平気だ、これを読んでぜひ安心して欲しい。

とりあえずここで蓋を開けない理由は、
最後の蒸らしが必要なため。
特に水気や焦付きの心配がないようなら、蓋は一度も開けずに閉めたまま10分我慢して待とう。


8. 完成!

さっきからコンロが年季者でお見苦しく申し訳ないです…

上にのってるお揚げがインスタントのものだったからちょっとべちゃっとして見えるかもしれないが、
かき混ぜると良い具合だった。

初めてで白米を炊かないというアウトローな感じではあるが、
炊き込みご飯を無事作り上がることができた。

ちなみに今回、初めてを理由に手抜きをさせていただき、
炊き込みご飯は市販の素を使った。

GEORGE’Sで売っているところをたまたま見かけ、美味しそうだったからちょっとだけ奮発して購入。
簡単なのに美味しい。
結果、私たちのキャンプにはもってこいの良品だった。

これで私たちもキャンプでご飯を炊くのが怖くなくなった。

またひとつ成長した思い出深いキャンプとなりました🏕


前回と引き続きのキャンプトーク、
お読みいただきありがとうございました!
今月はまたキャンプに行く予定があるので、
次もキャンプの投稿になりそうです😅

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