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『大学准教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。 』がリリースされました!
重い話を投稿した後は、明るいお話です。
新刊『大学准教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。』(クロスメディア・パブリッシング)が発売になります。
書店に並ぶのは1月6日以後となりますが、丸善丸の内店、ジュンク堂書店池袋本店、ジュンク堂梅田店で先行販売が始まっており、amazonでも紙版とkindle版の双方が発売されています。
前著の『婚活戦略:商品化される男女と市場の力学』(中央経済社)が「一般の方も読める研究書」というコンセプトで執筆したのに対して、今回の『大学准教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。』はアプリ婚活を通じて各種理論を学ぶという、ビジネス書となっています。
「マッチング・アプリを通じて経営学や経済学の理論が学べる書籍を書きませんか?」
という編集者からのオファーから始まった本なのですが、実際にどういう書籍にしようかという企画会議の場で、「こういうのはどうですかね?」と半ばボケのつもりで出したアイディアのほとんどが、「それ面白いっすね〜」と企画として通っていくうちに、自分でも「とんでもないもの書いちゃった」と刷り上がった見本を見た後に思いました。
何が「とんでもない」のか?
ちょっと、私の人格が疑われる内容だからです。
高橋はアプリ婚活で、こんな事考えながら、こんなトンチキな行動してたのか!
そう思われて仕方がない内容になっています。
初のビジネス書=商業書籍の出版ということで、「研究者」という枷を外してどこまで「面白い」と思われる文章が書けるのか挑戦したら、ちょっとやりすぎてしまったかもしれません。個人的には、アカデミック・コメディという新ジャンルのつもりで書いてみたのですが、今となっては変人大暴走の私小説になったような気もします。
『婚活戦略』とは異なり理論的には「軽い」内容に仕上がっているビジネス書のカテゴリに該当する書籍ですが、『婚活戦略』では論理展開上書けなかったことをふんだんに織り込んだ、副読本+(下手な)私小説としても読める内容に仕上がっています。
私としても今回の本は、ビジネス書(商業出版)のプロセスを一通り経験できた上で、男性の婚活戦略のあり方を整理しなおす良い機会になりました。
少なくとも、笑いつつ(非モテ男性の)婚活の現実とビジネス教養を学べる内容になっていると思います。2023年の初笑いのお供に、『大学准教授がマッチングアプリに挑戦してみたら、経営学から経済学、マーケティングまで学べた件について。』にしていただければ幸いです。
※『婚活戦略』に対するアンサーとなる本『婚活の経営学(仮題)』も、来年に発表されます。『婚活戦略』に寄せられた疑問に答えつつ、男女・企業がこれからの婚活市場にどう付き合って逝くべきなのかを考察した内容になっていますので、しばらくお待ち下さい。