【日々を綴る】私にとってはたらくとは
「やりたいこと100個書き出したら仕事が舞い込んできた」の記事を、たくさんの方に読んでいただけているようです・・!
とても嬉しいです。
ありがとうございます。
さて、そちらの記事でも仕事について触れたので、引き続いて仕事ネタでnoteのお題にでも参加・・・と思っていましたが、おかげさまでちょっと忙しくなり、応募が間に合わず。
しかしせっかく書き始めたので、最後まで書き上げてみよう。
私にとって「はたらく」とは。
なんでしょうね?(笑)
ここのところ、またずっとそのことを考えています。
独身のころは、仕事とはやりたいことをやるためにお金を稼ぐ手段でした。
バンド活動の資金のため。
友達と温泉旅行に行くため。
好きな服を買うため。
そうなんです。
独身の頃って、仕事自体に生きる意味?みたいなものを見いだしたことがなかったんですよね。
ですので、仕事の方を生活(主にバンド活動)の変化に合わせられるよう、派遣やアルバイトで働いていました。(もちろん、音楽活動を生活の主としていることは、勤務先に伝え済みで)
それでも、職場の業務改善のリーダーとか、アパレルのサブマネージャーとか、それなりに経験させていただきました。
ありがたいお話です。
私はどちらかと言うと、もくもくとパソコンに向かっているのが好きな方で。
誰かのサポートをするような事務仕事を多くしてきました。
対人の仕事は、どうにも疲れ過ぎてしまって。
電話も苦手です。基本的に話すことを全部紙に書き出して、それを見ながらでないと電話できなかったり。
いや、やりがいのあったこと、嬉しかったこともありましたよ。
単純に、誰かの役に立てたらとても嬉しいし。
アパレルの時は、一生懸命勉強して店頭に立って、その知識がお客さまのお役に立ったなと思った時、とても嬉しかった。
業務改善のような、皆にとってより良い方向を探っていくようなお仕事は、とても一生懸命に取り組めました。
先日、たまたまタンスの奥から、その、業務改善のお仕事の時に使っていたノートが出てきまして。
当時学んだことや、思い悩んだこと、気付きなどが、それはもうびっしりと。
時には殴り書き、時にはきちんとまとめてあり。
我ながら、頑張っていたんだなぁと思いました。
こういうのを「やり甲斐」って言うんですかね?
ただ、一生懸命になりすぎて、疲弊しすぎてしまいました。
30代。
地方に嫁ぎ子どもができてからは、はたらくことの意味がまた変わりました。
ほぼワンオペで子育てしつつ、自分にとって疲れすぎない仕事で、生活に必要なお金を稼ぐこと。
最初は1歳の子供を子ども園に預け、9時〜16時で事務の仕事をしていました。
たまに電話の取り継ぎはあったものの、比較的静かで業務に集中できる環境だったこと。
仕事の内容に興味を持って取り組めたこと。
学んでも学んでもどんどん知らないことが出てきて、学びに終わりを感じない点を面白いと思えたこと。
基本的に、調べ物をしながら集中してじっとPC画面に向かっている仕事だったこと。
(ちょっとある意味間違い探しのような、細かく書類を見る仕事でした)
通勤や勤務時間に無理がなかったことと、以上の点がとても自分に向いていたようで、子どもとも程よい距離があり、当時は生活が充実していたように思います。
残念ながら、産休育休の制度がないということで、妊娠を機に退職となってしまいましたが、続けたい仕事だったなぁ。
ただ、先輩が、毎日休憩時間に「新聞の悲惨なニュースを音読するのが日課」という人で、それがなかなかの苦痛でした。
入れたくない情報をシャットアウトできない環境は、しんどい。
思えば、今までも「日々、休憩時間に皆といることを求められる」雰囲気の職場は割と苦手で。
派遣で2週間短期の仕事だけど、一人で昼休憩を取っていたらリーダーが来て「みんなで」と言われ、円の中に入れられた時は困ったなぁ。笑。
たまに大勢でワイワイしたり、談笑したりすること自体は、全然嫌いではないんですけどね。
そんなこんなで何かと疲れやすい私は、私なりの「ワーク・ライフ・バランス」について考えるようになりました。
そのうちにコロナ禍となり、当時はクリエイティブ系のパート仕事をしていて、在宅(ほぼフルリモート)という働き方を経験することになります。
これが私にとっては、快適で快適で!
家事も無理なくできるし、自分で気分よく仕事に集中できる環境も作れるし。
行き詰まると自分で解決しなければと悶々と考え込みすぎてしまうところはちょっと気をつけなければと思っていますが、自分にとってはこの働き方が合っていそうな気がしています。
且つ、やはり何かと車で送迎必須な田舎でほぼワンオペで子育てしていると、スキマ時間に家事ができたり、送迎のために中抜けができたり、落ち着いて作業できる時間を選んで仕事ができたり、スキルアップのための勉強ができたり、もちろん時には休憩できたりする余裕のある「在宅」という働き方を選べることは、本当にありがたいことだと思う。
そして40代を目前にして、子育ても大分手が離れるであろう、10年後を考えるようになりました。
先月今月と、おかげさまで在宅やシェアオフィスでのお仕事に入らせていただき、またいくつもの求人に応募する中で、やっぱり社会の一員として仕事をすることの「安心感」みたいなものも感じました。
せっかくなので、今は自分たちで一生懸命子育てがしたい。だけど、子育て落ち着いてみたら何もなくなっちゃった、ってならないよう、「できること」を増やしておきたいと思って日々精進!しています。
生き方は、人それぞれです。
仕事との向き合い方、付き合い方も。
境遇も。
だから、自分は自分でいい。なるべく「自分に合った」仕事が選択できる社会になることを祈っています。
「私にとってはたらくとは」
これからも、模索の日々が続きます。