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冬休みが終わる

冬休みが終わる。

子どもたちと毎日一緒にいた冬休みが終わってしまう。だからいま、とてもさみしい。

クリスマスの、サンタさんからのプレゼントに大はしゃぎする、笑顔いっぱいの朝から始まった冬休み。

インフルエンザからやっとのことで回復して、でもなかなか食欲が戻らなくて、すこし痩せて、心配しながら胃に優しい料理をせっせとつくって、食べてくれれば喜んで。

夫の年末年始休暇が始まる頃にようやく子どもたちの食欲が戻ったのであちこち出かけた。外食したり、家ですき焼きもした。

年始には、義父母に会いに行った。夫の提案で急遽足を運んだにも関わらず、帰り際に手土産を持たせてくれたのがうれしかった。
ぴよりん。お土産屋さんで買いそびれてしまったのを残念に思っていたぴよりんがその手土産の紙袋のなかにあったのを知ったときは思わず声が出た。ぴよりん!!

後日、遠出でへとへとくたくたな一家。
自宅に帰ってきてからはのんびり過ごす…なんてことはなく、年始らしく初売りに。初売りといっても私はいつもと変わらず本屋本屋本屋。子どもたちも本がすきなので児童書・絵本コーナーに入り浸ること数時間。たくさんたくさん買った。
荷物が多いことも重たいものを持つことも嫌いなのに、本だけはどんなに重たくてもかさばっても、私をしあわせにしてくれる。

笑顔から始まって、笑顔いっぱいで過ごした冬休みが終わる。明日からは三学期が始まる。

長女は新しい文房具を持っていくのを楽しみにしていて、長男は相変わらず消しゴムを何個もペンケースに詰め込んで、次女は先生や友達に早く会いたいと言っている。

このままずうっとこうして毎日一緒に過ごしていたいよう、とさみしがっているのは私だけなのかもしれない。
それはちょっと、いや、結構さみしいな。

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