夜中の洗濯
子ども2人を寝かしつけるつもりが共に寝て、
気づけば2時過ぎ。
眠たいなか、頭を揺らして考えてみる。
(残した家事はあったかな…?)
洗い物もした。炊いて残した白米は…ラップに包んで冷凍庫に入れたぞ。
…あ…洗濯機から洗濯物出してない(ガーーン)!!
夫をみる。寝ている。暗闇のなか目も慣れてきた。壁を確認する。洗濯機から洗濯物を出していたら、
濡れたタオルは乾燥防止のため寝室に掛けているはず。
…掛けてへーーーん!
夫をみる。少しばかり睨んでみる。
…現状は変わらない。
寝室から出る。以前、濡れたタオルをリビングの椅子に掛けたまま夫が寝ることがあったので、確認する。
…掛けてへん。掛けてへん!
ちなみにだが。私は洗濯機から洗濯物を出して干す一連の行為は、家事のなかではけっこうすきだ。夫にもそれを言ったことがある、
でもよ、でも
夜中にするのはいやーーーー
と思いながら、洗濯機の前。まだ洗濯ホースもついたまま。うむ。やるしかー。
最初2分くらいは、
「なぜ洗濯物を置いたまま寝れるんだ!」
「私は怠けてるんじゃない、あんたができない子の寝かしつけという仕事をしたまま気を失ったのだぞ」
「これを置いたまま寝るなんて!信じられない!!」
とひととおり夫への怒りを爆発させ、
そのあと、
(でも今日は美味しい昼ごはん作ってくれたなあ~)
(そのあとロールケーキも作ってくれたなあ)
(ちょこちょこ小言がうるさいけど、ありがたや~)
と、感謝する。
怒りから感謝にうつるのは、
寒い洗濯機の前で綺麗になった洗濯物をパンパン振るいながらハンガーにかけ、分類しながら並べていく行為で眠気がなくなり頭がスッキリし、
うまく乾くように考えて干してくことでさも自分が天才のように思え(チョロいな自分)、
子ども用のハンガーとそれに掛かる服の大きさを見ながら子どもの成長にホロりときて(夜中のチョロさ)
これは自分だけじゃできない、夫のおかげだ…
となるわけです笑
夜中の洗濯も、たまにはイイネ。