急性GVHD
生着から7日後、左手の人差し指が異様に痛痒い。
そしてうっすらだけど手の平に湿疹ができているように思えた。
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看護師さんと主治医に報告。
「まだGVHDかどうか今の段階ではわからないから様子を見ましょう」
そこから4日後
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指の間にも湿疹が。手の平も更に広範囲に広がり手首にも。
GVHDでしょうとの判断。
その後首から胸にも同じような湿疹が出来始めた。
これが地味に痒いし、痛い。
我慢できない痛みではないけれど、体が温まったりすると特に痛痒い。
ピーク時は夜も何度も目覚めて眠れない時もあったが徐々に湿疹が引いてきて湿疹部分が少しシミみたいに黒くなったが退院する頃には痒み痛みは全くなくなった。
そして皮膚の湿疹と同じ時期に肝機能の数値が高くなり三桁になる。
減らせる薬は減らしてそれでも数値が下がらないようだったらGVHDか判断するために肝臓に針を刺して肝生検をすると言われる。
手術室で行うと言われ恐怖で固まる。
結果数値は上がることなく横ばいの状態が続き、その後とてもゆっくりと下がり始めたので生検は行わないことになり心底ほっとした。
生着してから食事も再開したが、抗がん剤治療後と同じで全然食べれない‥
吐き気も相変わらず突然襲ってくるし、これもGVHDなのか抗がん剤の副作用なのかもわからないまま吐き気と付き合うこととなる(現在進行形)
ただ私は吐いたらすっきりするタイプなので良かったほうだと思う。
退院時に貰った造血幹細胞移植手帳にGVHDのレベルはグレードI と書かれていた。
辛いこと苦しいことは沢山あったけど、移植後毎日身体を清潔に保ったり、リハビリもできる限り頑張った。
とりあえず無事に生着し、急性GVHDも軽く済み改めて私のドナーさん、私の身体の中に馴染んでくれて本当にありがとうと感謝です。