お風呂屋さん再開
以前の記事に湯治について書いたことがある。
良かったら探してみてね。
私は大きなお風呂が大好き。
特に泉質の良い温泉だったら一日中入っていられる。
泉質の良い温泉が近所にあるのだけれど、シェディングの心配や塩素臭がプールくらいキツかったのでしばらく足が遠のいていた。
でも、併設されている酸素カプセルだけでもと思い、足を運んでみた。
廊下まで漂っていた塩素の臭いが減っている。
し、温泉に人工的に炭酸を混合する装置まで設置してあった。
これは入るかな、と思い、入ってみた。
その炭酸を混ぜた温泉へ入った瞬間、「極楽、極楽」とマンガみたいに声に出してしまった。
ぬるめで全身の皮膚に炭酸の泡がシュワシュワくっつく。拭っても拭ってもシュワシュワ。
サイコーに気持ちいい。
その後掛け流しの26°だったかな、その冷泉へヒーヒー言いながら浸かる。
これを5.6回繰り返して、冷温泉交互浴によって整う。
お客さんは高齢者の常連客が多い。
多分、ワクチンを信じて打った人ばかりだと思う。
でも、シェディングなし!塩素臭は掃除に使われている程度だなとも思った。
ただ、数年前に通っていた頃の常連さんはかなり減少したなと思った。
お元気でいらしていて欲しい。
さて、昨今の中年ですが、品位が真っ二つに分かれる。
下品な人と上品な人。
お風呂屋さんではだかんぼうになるとそれが如実に見える。
私は上品では無いが、下品な行動は慎もうと意識している。
身体も肌も髪も出来る限り手入れを惜しみたく無い。なぜなら、それによって自己肯定感が上がるからだ。
その品位と見た目は比例していると私は思う。
手入れされていない金髪の中年はだいたい声が大きい。し、だいたいだらしない身体をしている。
友人と連れだってやって来てテンション上がっちゃってるんだろうけれど、個人情報ダダ漏れ。だって人にそう興味なんてない私の耳に否が応でも入ってくるくらい大声なんだもん。
よくよく聞くと私よりずいぶん年下であることにひいた。
こうはなりたくないなと、鏡に映る自分を再確認して、ほんの少し安堵する。
逆に上品なイケてる中年は騒がないし、マナーも弁えている。
常連なのか、よくお会いする。
そして、お風呂場でも格段に匂いが違う。着いて行きたくなるくらい良い匂い。
きっと無添加の身体に優しいようなラベンダーの精油の香りのするシャンプーを使って居るからだと思う。
その香り一つで身体を労って、それによって心まで満たしているようにさえ感じる。
はだかんぼうの時でさえこの違いなのだから、下着や軽装のセンスも段違い。
それぞれ個性だとして、どちらが良いかと考えると...、極端すぎる例だからどちらにもなりたくないし、なれない。
が、出来れば後者に近づきたいと思う。
私はせっかちが故、お風呂場でも忙しくしている。
サウナでぼーっとすれば良いのに充電満タンのヘッドマッサージャーを頭に当てたり、歯磨きしてみたり、水風呂ではストレッチしてみたり、かなりタイトなメニューをこなしている。
性分とはすぐには変えられない。
少し良いシャンプーを使ってみるところから始めてみようかな。