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「ジェンダー平等」後進国の日本|変わるべきは自分自身
こんにちは。かきもとみさです。私はチャレンジが人生を充実させてくれると考えており、女性のチャレンジを応援したいという想いで発信をしています。
今回はジェンダーギャップについて本音で語ります。熱いです。
女性の管理職比率が少ないとか男性優位な社会だとか、そういうのが顕著に露になる機会で「女性にも平等にチャンスを!」「もっと女性の地位を高めよ!」と権利ばかり主張しようとする女性がたまにいると思うんですが、正直に言ってしまうと「いや権利ばかり主張していないで、男性に勝るためのたゆまぬ努力をしましょうよ」と心の中でこっそり思ってしまいます。
もちろん主張をすることはとっても大事ですけど、「ここぞ」とばかりに「女性は社会的弱者だ!」と主張するのはただの自意識過剰。
別にいつでも性差別されているわけではありません。本当にただただその場面では男性が優秀で勝っていただけなのかもしれないし。
でもこのジェンダー後進国の日本で、本当に男女格差を感じないほどの社会を目指すのだとしたら、男女不平等というものすごく大きなバイアスがある前提でこの課題に取り組まないといけない。ちょっとやそっとじゃ変わらないですよ。
そもそもこの男女不平等社会に慣れきっている人口の50%は女性なんですから。
だってそうでしょ?
共働き夫婦だってなんとなく女性が夜ご飯を作らないといけない気がしているのは当の女性だし、忙しくて家事がおろそかになって部屋が汚かったらなんとなく自分の責任だと感じちゃうのも女性だし。
男性に負けずにバリキャリで生きようとする女性でさえ、専業主婦のお母さんの姿を頭に描きながら「女性のあるべき像」を背負って生きている。
そしてなんだかんだ心の中では「経済的にも男性に頼ってしまえばラクだ」と、男性社会に甘んじていたい気持ちがある女性がまだまだたくさんいるのも現実です。
「だって周りも結構そういう価値観の人ばかりだもん。」そう。それが日本の女性が抱える矛盾なんです。
人生は平等に不平等です。「女性である」というステータスは必ず本人を構成する要素のひとつになります。
バイアスだらけのこの世の中で、本気で男女平等な社会を目指すには、「平等」を目指すのではなく「女性がとびぬけて優位社会」くらい目指してやらないと変わらないのではないでしょうか。
それぞれが不平等な構成要素を持つ中で平等に評価した結果、女性が秀でて選ばれるようになればいい。いつか「男性にも平等にチャンスを!」と言われるくらいの勢いで。
そのためにはどうすればいいのか?
女性自身が「やり直しがきく柔軟性を持つこと」。これは大事だと思います。
もっと女性は世の中に出て、たくさんのことに挑戦する。そしてたくさんの失敗をしてもいいんです。また挑戦すればいい。
男性よりも無駄なプライドなく挑戦ができるのは女性の力だと思います。それを行動に移せる人がもっともっと増えてほしい。
北欧は完全雇用や失業者対策が徹底されていて「やり直しが利く」ことがジェンダー先進国になれた一因だと言われています。
でも、そこまで国が守ってくれないと女性が社会進出できないなんて、贅沢すぎますよ。
たくさん問題点はあるかもしれないけど、日本はある程度教育が行き届いているし、安全で貧富の格差は比較的小さい国です。
完璧な世の中じゃないと男性より目立つ勇気が持てないなんて、そんなのもったいない。
もっと社会で活躍する女性のロールモデルが現れてくれば、少しずつバイアスは変えられるかもしれない。失敗しながらも幸せそうに挑戦をする女性が増えれば、男女ともに国全体の幸福度が上がるかもしれない。
女性には無限の可能性があると信じています。
...と書くと、なんだか性差別っぽく聞こえてしまうので言い直しましょうか(笑)。男性にも女性にも、平等に無限の可能性があります。
バイアスだらけの社会だなんて、昔からわかっていたこと。
環境が変わるのを待ってないで、自分の人生を変えることからがスタートだと思います。
ではまた♪Adiós❤
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