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宇宙の図鑑とリフレーミング
こんにちは。かきもとみさです。
今回はコーチングっぽいお話を。
著書:ある日突然40億円の借金を背負う――それでも人生はなんとかなる。
著者の湯澤さんは、突然の父親の急逝により会社を継ぎ40億円の借金を継ぎことになりそこから多くの苦難を乗り越え借金完済、16年をかけて会社を再生させた経営者です。
「すべてが灰色に見えた」とドン底評論家としてTVにも出演された著名な方ですが、最近、コーチングテクニックとして誰にとっても使える大事なことを発信されていました。
「苦しい時には宇宙の図鑑を見ろ!」- 拡大のリフレーミング
以下ブログ引用:
毎日、何をしていても借金の重荷で苦しくて苦しくて仕方がなかった私は、突然、宇宙の図鑑を何冊も買ってきてそれを眺めるようになりました。
事務所、寝室などいくつかの場所にその宇宙の図鑑をおいておき、苦しい時にそれを手に取って眺めるのです。
そしてこう考えるようにしていました。
「この広い宇宙には、地球のある銀河系のようなものが無数にある。
この宇宙の広がりを考えれば、今、私が悩んでいる借金の額なんて大したことない」
「この大きな宇宙に比べたら私の問題なんて取るに足らない」
「宇宙の歴史は140億年、その悠久の歴史を考えれば、今の私の苦境なんて、本当に一瞬のことに過ぎない」。
つらいときは誰でも視野狭窄になり、どんどんネガティブな思考に陥りがちです。
でも、そういうときこそ大きな視点で物事を捉えなおすことが大事ですよね。
ネガティブ思考の方というのは頻繁に「こんなことが起こるとは自分はなんて不運なんだ」「最悪の結末だ」など、起きている事象を「悪い結末」として評価し完結している方が多いように思います。
ただ、こういうときには「それを結末にしない」ということを試して考えてみてほしいのです。これもひとつの拡大のリフレーミングです。
どんなことが起きても「良い結末に至るまでの過程」と考えることができれば、それを「乗り越えてみせる!」というエネルギーも湧いてくるのではないでしょうか。
大きく考えれば、どんなことがあったって最期は笑って死ぬことができれば「幸せだった」となります。
苦難を宇宙の視点でリフレーミングするように、悪い出来事もそれを悪いまま完結させずに「人生100年のうち、ちょっと躓いた思い出」くらいにすれば良いんです。「良い未来のための糧」と考えてもよいと思います。
過去も現在も未来もつながっています。現在が過去になり、未来は現在になります。
人生で何が起こっても捉え方は自分次第。どんなことがあっても春のように前向きで清々しい気持ちでいられるように心がけたいですね。
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