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M&Aの世界に飛び込んでみたら|異質な私

こんにちは。かきもとみさです。
私はチャレンジが好きで、チャレンジを応援できるような記事を配信していきたいと考えています。

私はいまM&Aアドバイザーをメインの仕事としているのですが、これは私にとってはごく自然にたどり着いた道でした。
新卒から法人営業を頑張っていたので、「商談」「交渉」「コミュニケーション」「経営者と課題を共有する」「競合に勝つ」「チームのために案件を決める(受注)する」という類のことは重要なテーマで得意分野でもあり、自分の土台になっていました。

そんな私が中小企業診断士という学習を通し、初めて「財務会計」の面白さを知りました。診断士=財務が得意というわけではないのですが(むしろ「診断士って財務弱いよな」と巷で言われがち)、私が診断士試験のため通っていた予備校の先生が税理士で財務会計が一番の武器だったので、その方の影響で、大大大っ嫌いだった数字が「どちらかというと得意」に変わりました。

余談ですが当時は本当に財務会計への「苦手意識」が激しすぎて、自分が回答するすべてのファイナルアンサーが信じられなくて問題を解くたびに手が震え、最初の小テストみたいな試験で40点(100点満点)くらいだった記憶があります。自分の能力の無さはもちろんですが、あのときの数字への苦手意識は半端じゃなかった…。

話を戻しますと、営業と財務会計・法務などの経営知識を広く浅く学んだ私にとって、「営業スキル×経営知識」すべてを通して身に着けたことを全部活かせる難易度が高い仕事として思い描いていたのがM&Aで、M&Aの世界を目指したのはごく自然で、何の違和感もありませんでした。

しかし、M&Aの世界に入ってからしばらくしてふと気づきました。

自分と同じような属性の人、全然いないじゃん!!

まず、女性が全然いません。ここ3年くらいでM&Aにアドバイザー的にかかわる人にはほとんど出会っていません。女性というだけで超レア。

そして、IT系だったり人材系だったりの「法人営業出身」というのも、ほとんどいませんでした。いまでこそM&A業界はある種のブームですから、「ウェディング業界から人を獲ってる」とか「人材系からM&A系へ転職」などよく聞かれるようになりましたが、私がこの世界に入り始めた3年前くらいの時点で、同世代や上の人を含めて、「ほぼ男性、金融業界出身」だらけでした。
これにはびっくり…ということでも別になかったんですが(というか基本的には他人の属性はどうでもいい)、自分が「実は"普通はあんまり選ばない道"を選ぶタイプなのかもしれない」ということに気づきました。

私的にはごくごく自然な思考でM&Aの世界にたどり着いたのに、同じような属性の人がめちゃめちゃ少ないのにはいまでも「なんで?」って思っています。
だって、M&Aって知的好奇心を絶えずくすぐられる世界だし、案件ごとに毎回違うドラマがあってめちゃ面白いし、頭も使う(知識と知恵が必要)、心も使う(気遣いが必要)、ビジネスパーソンにとっての総合格闘技であり、こんなに面白い世界はないのにー!!
…って、別にM&Aの世界に読者を勧誘しているわけでも何でもありません。私の会社、株式会社カレンシアは人を募集……してませんから!

話が筋が見えなくなってきたのですが、とにかくこのM&Aの世界に飛び込んでみたら金融マン(男)ばっかりで、自分が珍しがられるほうになりました。結論としては、自分が異質になるっていうのは、得しかないなと思っています。
差別化もしやすいし、他の人とバックグラウンドが違うので、法人営業らしいきめ細やかなフォローができたり、心寄り添う声かけができたり(自分で言うな)。
実際、この世界に入ってから金融系の男性にたくさん出会ってきたのですが、大きい声では言えませんが「人間的に面白いな~この人」って思える人、全然いなかったです(大きい声で言うてる)。とくに銀行出身の人とかは私から見ると「仕事で楽しいと思う瞬間は何ですか?」とか突撃インタビューを始めたくなっちゃうくらい。少なくとも、「この人と飲みに行って話聞きたいな~」と思うような人はゼロでした(失礼)。

だから余計に(?)いまアドバイザーとして手掛ける案件については「これまで会ったM&Aアドバイザー、きっとポンコツでしたよね。うんうん。気持ちわかりますよ。そんなやつに会社の運命託したくないですよね。私が全力でやりますからね、社長!!」って気合入ります。

ちょっとM&Aへの熱い想いが溢れすぎて収集つかなくなってきたんでまとめますと、何が言いたかったかというと「人と違うチャレンジは恐れなくていい。むしろ良いことの方が多いんじゃない?」ということを伝えたかったんです。
いまだに日本人は、人と違うことを恐れがちな島国ジャパンという名の鎖国に生きる民族だと思うのですが、そんな中でちょっとでも隣の人とは違うチャレンジをしてみると、新しい発見があったり、新しい自分に気づいてすごく新鮮な思いがあったりして、さらにその先にある新しいチャレンジにも手を伸ばしやすくなるのかも!と思ってます。

皆様にもぜひ味わってもらえたらと思います。
ではまた♪ adiós❤

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