初めて諦めかけた話(サンビレッジ金谷キャンプ場体験記1)
気がつけば新年も1週間を過ぎようとしているけれど、去年の最後のキャンプの話を書けていなかったので、書き留めておく。
12/11に久しぶりにグルキャン(と言っても、現地集合現地解散テントは各自なので実質ソロキャン)に行くことになった。
12月にもなると、流石に朝晩が冷えるのでバイク乗りとしては、道中雪に見舞われない、装備の関係で氷点下までは行かないとかを条件にするので、もっぱら房総半島あたりに行く事が多くなる。
南伊豆とかも良いのだけど、途中天城越えとか死ぬしねぇ。。。
と言うわけで、今回は千葉県富津市の金谷港近くにあるSunVillageと言うところに行くことにした。
キャンプ場検索サイト「なっぷ」でみた写真だとサイトのすぐ側に高架になった線路があるようなので雰囲気的にどうなのだろうと思いつつも、同行する仲間がそこに行きたいようなので、そこに決定。
今回は、この3日前に届いたばかりの新居「サーカスTC」を初利用するという1大イベントだったのだけど、届いた時から一抹の不安があった。
私のバイクは元々サイドバッグが付いており、購入時にキングツアーパックと言われるハードケースを搭載している。結果、積載量は他のバイクに比べて抜群に高いのだけど、その分積載物の大きさに対する自由度が下がる。箱のサイズを超えてしまうと途端に積載ができなくなる。
本来なら前日までに事前に積載テストをしておくべきなのだが、如何せん届いたのが数日前なので当日一か八かに賭けるしかなかった。
結論から言うと、どの箱にも入らなかった。いや、キングツアーパックにはかろうじて斜めに入れることはできたのだけれど、そうすると、他の物が何も入らない。シュラフだとかコットだとか、のりまきさんがお薦めしていたコンプレッションバッグに詰めた防寒具や着替えなどだ。
ちなみに、このコンプレッションバッグに衣類を収納し圧縮すると確かに結構な量が入るのだけど、意外と太さがあって、サイドバッグには入らないという衝撃の事実に直面したのも、キャンプ当日の朝だった。
よりによって今回は左のサイドバッグに前回のほったからしキャンプ場で余らせた薪が入っている。その分、普段積載している車体カバーは諦めたのだが・・・
仕方ないので箱に詰めるのは諦めて、普段、ホムセン箱を積んでいる後部座席に載せてみた。
他のどのギアより重いので理想としては一番下に積みたいところなので、些か安定性は下がるものの、シートの上にテントを積み、その上にホムセン箱を2段積み。なんとかなりそうかと思ったのも束の間。横にはみ出たテントが干渉してサイドバッグを開ける事ができなくなることが判明。
こうなると、残された道はシートの上にホムセン箱を置き、その上にテント(10キロ)を積むという完全なセオリー違反での積載となった。
元々積載に普段より時間がかかるだろうと想定し、通常より早めに準備に着手したのだけれど、予定の出発時間を30分以上超過しての出発となった。
結果、道路状況が変わり、渋滞を考慮すると現地到着時間が予定より1時間遅れることに・・・
途中、木更津あたりのスーパーで買い出しを行っていた頃に、今回一緒にキャンプを楽しむ仲間から、すでにキャンプ場近くにいると言う連絡があったので、先に行っておいてと連絡をし、再びキャンプ場へ向けてバイクを走らせる。
海沿いの道を金谷港へ向けて進む。金谷港あたりの道を左に入ったところが目的地とYahoo!カーナビが伝えている。金谷港近くまで辿り着き、ナビの指し示す道を伺うと、絶対にここじゃないと言う細い道。しまった、ナビにやられたか・・・
キャンプ場のWebサイトにGoogleマップに正確な場所が登録されていると書いてあった気がする。少し行ったところでバイクを止めてYahoo!カーナビを終了させ、Google Mapを起動する。
なぜか、地図が半分ほどしか表示されない。目的のキャンプ場の名前を入力し、検索すると何もないところを表示しているため、経路検索も出来ない。ただ、わかるのは今いるところは少々行き過ぎていると言うことだけ。
とりあえず、Uターンし、バイクが停められそうなところで再びアプリを終了させ再起動する。
これでダメなら、今日は諦めて帰ろうとすら思っていた。
その2へ続く。
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