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東洋医学でいう未病とは…

病気の手前の状態。2008年辺りに某アルコール飲料のCMで説明されていたことを覚えている。病気ではないけれども、病気に向かいつつある状態のことをそう呼ぶらしい。

私のように身体的な自覚症状はないものの、検査値に異常がある人も未病という扱いだそうだ。

数日前まで全く知らなかったのだが、神奈川県ではこの未病というものに対して、積極的に取り組んでいるらしい。

まぁ、病気の前段階と言われてしまえば、「はい、そうですか」ってなレベルで理解できるし、漢字を見てもそのまま理解できるのだけど、「未病バレー BIOTOPIA」なんて施設名を聞くと、いかにも新興宗教っぽい胡散臭さを感じるのは、山梨県上九一色村にあった施設の名前を知っている世代の性なのだろうか。

数日前に「今度ここ言ってみよう」と友人に誘われたオートキャンプ場。このキャンプ場がBIOTOPIAの1施設だそうだ。これまで始めていくキャンプ場に際しては、事前にWebで入念にチェックし、私のハーレーでたどり着ける道なのか、場内の設備はどうなっているのかなど調査を行ってから判断するので、今回も慣例に習い、ありとあらゆるリサーチを試みた。しかしながら、このオートサイト場は今年3月末にサービスインしたばかりのようで、ネット上で出てくるのは、公式サイトもしくは、公式サイトの文言を引用したPR記事のようなものばかりで、実際のユーザーによる口コミは見当たらないし、全く不明。ビオトピアとググろうものなら、「怪しい」がトップの関連キーワードが。。。

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なんなんだよここは・・・と思いつつも、だったら体当たりで確認してくるしかないなと気を取り直して、友人の誘いに乗り早速行ってきた。

東名高速大井松田IC降りてすぐの場所にBIOTOPIAはある。近くにスーパーやホームセンターもあるので、キャンプ場の立地としては便利な部類に入ると思う。近いと行っても、結構急な勾配をぐるぐる走るので、後で徒歩で買い出しというのはちょっと難しい。直線距離的にはとても近いのだが・・・

一番近いと思われるスーパーのヤオマサ大井町店は山のものから海のものまで商品が豊富。串に刺したニジマスが250円で売っていたので思わず購入。

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BIOTOPIAの敷地に入ってから程なく走ると、何にもないところにぽつんと机をおいてスタッフらしき人が座っている場所がある。

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なんとここが受付。地図で言うところの右上。サイトは地図で言うところの下の白線部分からしかアクセスできないので、受付後に車などでグルっと回ってサイトに行くことになる。薪などを購入するには、受付で申告の上、料金を先払いすると後ほどサイトに届けてくれるというシステムだったので、あとから追加で購入したいという時はどうすればよいのかわからなかった。

地図でいうところの中心部に水場や仮設トイレがある。仮設トイレといっても、適宜スタッフの方が清掃されている様子で利用しづらいということはなかった。男性の小便器に関しては都度水を流す事のできるシステムではなかったので、ここに関しては匂いが気になるという人は多いかもしれない。

問題は水場。お湯が出ないとかという次元の話ではなく、おそらくまだ下水設備が整っていないのか、この水場での石鹸、洗剤の利用は出来ない。飲用可能の水ではあっても、このご時世に石鹸の利用ができない水場というのは流石に厳しいのではないか。そういう意味では感染症対策の「か」の字もされていないと言えるかもしれない。未病バレーってのは、ここに来ると未病の状態へ近づけるという意味だったのか?食器等を洗いたい場合は、受付にある水場に来てくださいとのことだったが、サイトから受付にはグルっと回っていく必要があり、サイトからは目視で確認することも出来ない場所だったりするので、徒歩で行くのは現実的ではなさそう。この水場問題は大きな課題と言えるかもしれない。せめて目視確認できる場所であれば、意外と利用できる距離なのかもしれないが。

サイトそのものは基本的にはアスファルトで整備された道だけでアクセスできるので、バイクでのアクセスも全く問題ないし、サイト内に駐車できるので設営に向けての荷物の運搬も問題ない。ただし気をつけなければならないのは、ところどころ、地面が柔らかい場所があるので、バイクだと運が悪いとスタンドが底なし沼のように沈んでいく可能性がある。15センチずれるだけでしっかりとした硬い大地があったりするので、停車時だけ注意すれば大丈夫。

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サイト自体はそれぞれの区画が広めに取られているので見晴らしはとても良い。ゴミなども分別すれば、廃棄できる場所が水場近くにあり、隣には灰捨場もあるので、バイクで来る人にも安心。

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天気があまり良くなかったのであまり良く見えなかったけれど、サイトから富士山を望むこともできる。

BIOTOPIAの敷地内にあるマルシェに行けば、それなりの食材やお酒など色々入手できるそうだが、敷地の端から端までおよそ3キロ

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この地図から判断するとざっと2キロ先ってことかな?サイトからマルシェ隣のオフィスビルが見えるが、はるか遠くという印象。酒が足りない・・・という状態で買いに行くのはだいぶ難易度が高いかと。

とはいえ、広いサイトなのでゆったりとした気分で非日常を満喫するには申し分ない場所だと思う。宗教的勧誘もないし、別に怪しい雰囲気もないし(笑)

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チェックアウトが10時なので朝どうしてもバタバタしてしまうのが、少々不満。と言いながら、今回は朝雨が振りそうだったので、起きて早々に撤収準備を始めたので、9時頃には朝ごはんも食べ終わって走り出せる状態にできたけれども。11時〜10時じゃなくて、12時〜11時にしてもらえると、もっと使い勝手の良いキャンプ場になるのではないかなぁと思った。

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雨が振り始めたので、逃げるように帰ったのだけど、敷地を出ておよそ5分で高速道路に乗ることのできる便利すぎるロケーションなのに、サイトに居る時は直ぐ側を高速道路が走っているなんて全く思えない場所で、便利さの中に不便さが共存している感じでとても興味深い場所でした。

というわけで、BIOTOPIAオートキャンプ場についてお伝えしました。今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

気になっている方が入ればぜひ。ネット予約は10日前までとか言う謎システムらしいけど。

キャンプの話ならこちらも。

自己紹介的なのはこっち。


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