言うべきこと、言わなくていいこと
神さまが道を決めているのだから、ありのままでよい。思い悩むことはなにもない。安心して今のままの自分でいいんです。
幸せに生きている人たちは異口同音にこのことを言います。わたしも3年前にやっとこのことがわかりました。これ理解できると本当に楽です。全人類に体感してほしい。しかも早めに。そしたら世界平和になるから。こういうことをくだらないスピ系と片付けてるとまじで損です。
故・佐藤初女さんの言葉に「気づきの瞬間は神様が与えるもの」というのがあります。わたしの好きな言葉です。”神様が道を決めている”と同様で、あれこれ思い悩む必要はなく、ただ日々眼の前のことを大切に生きればおのずと道は拓けるのでしょう。
だけどこの瞬間ってなかなか気づけないもの。はたから見ると要らない悩みや苦労をしていて、もっと楽になれるのにな〜と思う人がたくさんいます。
わたしは起業支援をしているので、人に伝えたりアドバイスをすることがありますが、どんなに熱心に伝えても、人と言うのは受け取る準備が整っていないとまったく伝わらないものだなということはわかってます。だから(この人には言ってもな)という場合は言わないというのが自分のスタンスなんだけど、それこそ神様が決める瞬間を自分が勝手に今じゃないって決めつけちゃってるのかもしれないし、伝えなかったことすら神様が決めていることかもしれないし、無限ループ。笑
いや、実際にはそんな真剣に考えてませんがちょっともやもや。
それが先日、画僧の高杉嵯知さんに、「(相手が)理解できてなくても忘れても、受け取った言葉は必ず身体のどこかに刺さるから、言うだけは言ったほうがいい。」と言われ、おおおっと膝を打ち、すっきりしました。
伝えたいと思ったら言えばいいんですよね。理解してもらおうとかじゃなく伝えればいいだけです。よりシンプルになりました。
(面倒だからいいや)と口をつぐむ自分を少し反省し、これからは少し「それは違うな」も口にしてみようと思うのです。
言うべきことと言わなくていいことのバランスにセンスを問われるので、そこを磨いていこうと思います。