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【タイ在住】2泊3日シェムリアップ旅行③
シェムリアップ旅行初日、ベンメリア探検を終えホテルに戻り、次に目指すのはPub Street。全く知らなかったが、シェムリアップにも夜の繁華街ができていたのた。
夜の…と言うと歌舞伎町とかパタヤのwalking streetとかイカガワシイ感じが想起されるが、こちらは至って健全な通りらしい。
割高だが良い感じの店も多いということで夕食を食べに行くことにした。
ちなみにこのpub streetは観光&土産物購入の鉄板スポットであるold marketからも程近い。というか隣である。なのでこの辺りに宿泊すれば、どちらも徒歩で訪問できて大変便利だ。
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そんなこんなでたどり着いたpub streetは、想像を上回る活気とお洒落感に溢れていた。
いやはや、これは私が知っているカンボジアと違う。10数年経てばここまで変わるのか、いや、もしかして変わってないのは日本社会だけじゃないのか、大丈夫かニッポン!?などと思ったが、前回訪問したのは自分が小学生の頃でありこのような大人なストリートには縁がなかった。
町も変わったかもしれないが、自分の加齢に伴う訪問先が一番変わったのだろう。
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大通りには色んな店が並んでいたが、カンボジア式の鍋にすることにした。これは見た目が我らがタイの誇るムーガタに酷似していて、ムーガタに大ハマリ中の主人が食いついたのだ。ムーガタが想像できない場合はジンギスカンを想像すれば良い。要は真ん中の盛り上がったところで焼いて、周囲の窪みで煮ることができる、焼肉と鍋が同時進行で味わえるという高コスパ飯だ。
カンボジア版ムーガタ(料理名を忘れた)はセットに含まれるタンパク質の種類が豊富で、鶏・豚・牛・魚・カエル・ワニとあらゆる嗜好を持った人に応えた豪華ラインナップだ。人生で初めてカエルを食べたのはカンボジア訪問時だったので何だか感慨深い。
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一軒目では飽きたらず、調べていた中から珍しい春巻きバーへ。10分程度離れているが充分徒歩圏内である。薄暗く所々ぬかるんでいる道を進むと突然お洒落空間が出現した。
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スタッフさん達は英語堪能、お客さんは白人ばかり、ここはどこかと思うような空間であった。メニューも趣向を凝らしており、カンボジアにはないレベルの接客を実現することでスタッフのスキル向上を図り、良い報酬を得て自立をしてもらうといった心意気が書かれていた。コンセプトまで素晴らしい。
そんなこんなでシェムリアップの夜を満喫したのであった。