「母親たるもの」の呪い。
最近気づいたのだけど、
知らず知らずの間に
「母親たるもの」
に苦しんでいる自分がいた。
母親たるもの、
子供を授かったことを喜ぶべし
子供にさみしい想いをさせてはいけない
自分のことより子供のことを考えるべし
そして、そこに染まりきれない自分に罪悪感。
喜ぶより先に不安が来たし、
多少寂しいかもだけど出張も行く気だし
自分の人生は依然として大事だ。
こんな私が母親になっていいの...?
そんな気持ちが溢れだして、
たまらなくなっていた。
でも、ふと思い出した。
私は「妻たるもの」の呪いにもかかっていて
それはマヤカシだったこと。
私は妻たるもの、
家事をきちんと出来て
家族のことを一番に考えていて
いなければならないと思ってた。
でも、実際は
「仕事をしてる私がすき!」という夫と結婚し
家事もほとんどやってもらい
仕事と子供の両立についていつも話し合ってる。
呪いから解放されたのは、
私が幸せになることで世界に与えている
という思考に方向転換したからだ。
それまでは、
◯◯をしたら△△は困るかな?
これが常識だもんなぁ
こんな私は妻失格??
なんて、周りの目を基準に
「与える」を考えていた。でも、
自分の幸せ=周りの幸せ
と考えるようになった瞬間に
「与える」の幅がぐんと増えて楽になったのだ。
私がニコニコしていることが
男性にパワーを与える。
世界は私が楽しく生きることを望んでる。
そんな、お花畑発想に切り替えた頃に彼と出会った。
「母親たるもの」の呪いも
同じように溶かしていけると思う。
まだ見ぬ子供の幸せを勝手に
想像して苦しくなるなんて
ナンセンス。
自分がニコニコいられる関係はどんなものか?
そこを真剣に考えて
ベイビーともコミュニケーションを
とって分かり合っていこう。
親子だって夫婦だって人間関係。
きっと自分スタイルに育てていけるはず。
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