奢り
家族でご飯を食べていて、弟の仕事の話になった。
「結局可愛がられるのが一番」
その言葉が、何かをあきらめている気がして、ついつい余計な事を言ってしまう。
「その状況自体を変えようと思わないの?」
「私はこういう風にやってきたけど、可愛がられてきたよ?」
その時の母親の一言が胸に刺さった。
「今そういう話をするのは違うと思う。全然違う環境で頑張っているのだから。」
***
自慢をしたかった訳でも、押し付けたい訳でもなかったのだけど、「私は、私は、私は、、、」と、相手の立場も考えずに言ってしまっていたなと思う。
私のおかれている状況と、私の立ち位置は特殊なのだという事を痛感。
確かに、私だって努力をしたし、葛藤もあったし、その結果として今がある。
でも、皆努力はしている。葛藤もしている。でも、今がタイミングでなかったり、環境が違ったりして、どうしようもない中、その人のベストをつくしている。
いつのまに、こんなに奢ってしまっていたのだろう。
自分のままで良いって思っているけれど、ここは私の直したいところ。自分論を押し付けてしまう。反省。
とりあえず、弟と母には明日謝ろう!
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