意識
今日副本部長の後ろを歩いていて、
「あ、ピンとした背中ってかっこいいなぁ」
って思った。
まっすぐ伸びた背筋は、年を重ねるごとに美しさを増す
わたしがこう考えるのは、「背筋=意思」だと思うから。
人間、油断すると猫背になったり、どこかによっかかってしまったりするもの(これを書いている私の背中も、完全にひざに寄りかかった猫背・・・)。
それを、その人の日々のちょっとした意識が、背筋をピンとさせている。
二十代の時は小さな差でも、三十代、四十代と年を重ねるごとに、その差は大きく開いていく。
無意識が、人を老いさせる。
そういったものって他にもあって、
・考え方(新しいものへの好奇心、柔軟性)
・人への接し方(優しい言葉を使う、むやみに怒らない、とか)
・肌の手入れ(スキンケア、食生活など含め)
・仕草(乱暴にモノを扱わない、とか)
・その人らしいおしゃれ
全部、その人の日々の意識が、1日、1ヶ月、1年、10年と積み重なって、薄い層のように、その人を輝かせる。
逆に無意識だと、人間劣化していくばかりだ。
私の好きな幸福論の言葉
悲観主義は気分のものであり、
楽観主義は意志のものである。
およそ成り行きにまかせる人間は
気分が滅入りがちなものだ
これって人間の本質で、気分で生きていると、人間だんだんと落ちて行くのだと思う。
ずっと若くはいられない。人間誰でも老いる。でも、意識を持って毎日を過ごせば、日に日に魅力は増し、そんな自分を好きになるんだと思う。
私は、年を取るごとに、薄く薄く輝きを増すような生き方をしたいな。
まずは、明日から、背筋をピンとさせる事からはじめよう。
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