台本のお仕事&執筆の裏側
台本のお仕事なんとか終わりました。台本用のフォーマットが、いろんなクライアント様によって異なるのですが、ちょっと不慣れなものだったので手間取りました。本編50Pと某特典用の10Pぐらいです。
これからチェックしていただいて→声優さんの収録→CD発売日→シナリオブック(ノベライズ+続編)を担当させていただく形になるかと思うのですが、声が吹き込まれると思うとドキドキしますね。
画像は、LIFEが発売しているnotebookで、A5版正方形の罫線が入ったタイプです。これにプロットを書くとかなり効率がよくって、閃きがおこる魔法のノート。けっこういっぱい分量あるんだけれど、これで8代目になりました。ほんとに重宝しています。色は赤と青と緑があるんですが、緑が一番しっくりと集中させてくれる感じです。
とあるモノカキの制作に入るまでの過程。
・LIFEのnotebookに手書きのプロットやネタを書き連ねる。
・同時にエバーノートに取材の写真、思いついたことなどを記録する。
・テキストエディターで上記の2つをまとめる。
・プロット→起承転結までのラフを20Pぐらいまでにまとめる。
・いよいよ執筆…。
…という感じです。制作に入ってからはまた色々やることがあるんですが、私はこのやり方が自分にあってるみたいです。
ドラマCDやシチュエーションCD、恋愛ゲームシナリオなどの場合は
台本のひな形に直接入力する前に、下書きで柱やト書きのないまっさらなエディタとワードにそれぞれ保存してから書き起こします。
そして必ず印刷して読みこみをする。パソコンの画面だけだとすべっていく文字や気にならなかった部分も、音読でひっかかったら赤ペンを入れて、ようやく清書という感じ。
手間取るように見えて、実は作業がとても速く済むようになりました。
今月は、テキストだけなら800KB / 30万文字程度。ちょっとハイペースです。…というのも夏休みになったら絶対にプライベートに時間がとられてしまうので、2か月分前倒しのスケジュールで進めています。
だからこそ丁寧により迅速に取り組める環境を作っていきたいなと思っています。