私たちは日々、薄っすら硫酸をまとっている

初めまして。1つめの記事になるので自己紹介からさせていただきます😊

神戸,大阪を拠点に家族写真専門のフォトグラファーをしています。

フォトグラファーといっても、想像される'クリエイター'というよりは、走って笑って'保育士さん'に近い仕事かなあ。自分のペースで、好きなことを好きな人たちと仕事をさせてもらっています。

このnoteでは写真の仕事についてではなく(結局は仕事のやり方や精神にも繋がるのだけども)身の回りにある不思議について書いていこうと思います。


思ったことはありませんか?なんで健康的に働いてよく笑って生活してるのに、ジワジワと病気になるんだろう?って。

肌荒れやシミ、気怠さ、、これら病気だと自覚がないものだってたくさんあります。



私自身の喘息や蕁麻疹、前癌病変の発症をきっかけにそんな身の回りにある不思議について調べるようになりました。

PMS(生理前症候群)とか最悪で、仕事のパフォーマンスも落ちるし、鬱々としてなんなら性格が悪くなる。笑


月経は病気じゃないからって、こんなに毎月苦しんでることを当たり前だと受け入れてたけどそれでいいのかな。どの時代のどの民族の女性も人類の歴史の中で月経ってずっと苦しいものだったの? ある本に書いてあったのですが、本来 生理とはデトックスして心地の良いものらしいです😇 (体感してみたいな〜)

そして昨年、喘息の苦しさがピークに達しました。小さい頃は野生児の健康体だった自分からは想像できないような点滴漬けの日々が続き今年に入ってからはちょっとしたことで蕁麻疹が出るようになりました。

皮膚科、漢方内科、自然療法、、すがる思いで、なけなしの生活費から洋服などを我慢して医療費に使いました。もちろん血液検査もしたし、それによって処方された薬は真面目にのんでも根本的な解決にはなりませんでした。

そこでたどり着いたのが、洗剤や柔軟剤が原因の「化学物質過敏症」というもの。今までいい香りでよく落ちると思ってた洗剤・柔軟剤が、ある日から私にとって毒に変わったのです。 お目汚しで申し訳ないのですが発疹が出たときの太もも、これが全身に。ワキ周りの皮膚が薄いところとか辛かったな〜。このとき私の場合はアタックを使ってました。

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そこで一番最初に思ったのが新生児さんの撮影もするのに今まで私はどんな準備をしてきただろう...。何が入った洗剤で、何が入ったおむつ拭きを用意してただろう...と、ゾゾゾーっとしました。私が抱っこさせてもらって赤ちゃんに触れるその服にも化学物質がついていたりする。自分自身が無知だったことに、お客様に対して本当に申し訳なくなりました。

何よりお客様が安心して撮影できる環境でありたいし、自分の人生も変えたい。


このことを知ってからは「コロナで撮影するのが不安」ということよりも「みーちゃん会うと免疫上がってウイルスにかかる気がしない!」と思ってもらえほど自分自身が健康になるのが目標となりました✨


前置きが長くなりましたが笑 (ご清聴ありがとうございました)


本題の「私たちは日々、薄っすら硫酸をまとっている」ということについて。簡単にいうと、日用品のあらゆるものには硫酸なんとか〜が、入ってんねん、という話です。
じゃあどんな洗剤が良くないの?というところで、今回は裏表示の成分表の見方として簡単な指標を一つ書きたいと思います😊



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○○硫酸(またはスルホン酸)ナトリウムって聞いたことありますか?

肌に優しいと思って使っている茶色いボトルのシャンプーや、'エコ' とか '無添加' と名のついた洗剤の裏面に記載はありませんか?

ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、アルキル硫酸エステルナトリウム(略字 : AS) ....など。

これは歯磨き、シャンプー、石鹸などに使われている石油由来の界面活性剤の成分です。

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私はこれを知った時、「まって私、硫酸を顔に塗ってんの?😂」と、衝撃でした。だって硫酸と言ったら金田一少年のオペラ座館殺人事件のアレに使われるアレやん。(わかる?笑)

オペラ座

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【合成界面活性剤とは】

界面活性剤とは水分と油分など本来混ざらないものを混ぜ合わせ、それを分離させないために必要なもので、汚れを落とすという特徴を持っています。このような特徴から、歯磨き、シャンプー、石鹸、台所洗剤、洗濯用洗剤などの製品に数多く使われており、裏表示にはこのように記載しています。

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【天然系 合成界面活性剤】

数少ないですが、硫酸系ではない、人体にも環境にも優しい天然系の界面活性剤もあるそうです。例えばアシルグルタミン酸(ヤシ油から精製されたもの)をはじめとする'アミノ酸系'。

ショ糖脂肪酸エステル(糖の一種であるショ糖と、食用油脂を分解して得られるもの)などの「脂肪酸エステル系」はその原料が天然由来であることから「天然系合成界面活性剤」と呼ばれます。

しかし界面活性剤がアミノ酸系だからと言って安心はできず、油の部分で石油が使われている商品も多くあるそうです安全なものを作るのは高い技術力とコストがかかるため、ほとんどの製品には使われていないという現状があります。ここまでくると裏表示を見ただけでは何が安全なのか私には判断が難しいですが、、ものを選ぶときの一つの指標として参考にしています。

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【石油系界面活性剤の、ラウリル硫酸塩類は大丈夫だという主張】

薬局や百貨店で購入できるほとんどのものに硫酸系の界面活性剤は入ってるので「少量なら大丈夫!」だと主張している企業やブランドも多くあります。ラッシュにわかりやすい記事があったので興味のある方はぜひ→「SLSは怖くない」

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それっぽいこと書いてるけど、全然、余裕で怖いじゃん!と、思わず赤ペン入れてしまいました。。(長いので流し見で...)

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石油系界面活性剤に溢れた世界なので、私たちは生まれた時から日々薄っすらと硫酸をまとって生活しています。

そしてこれらは自然分解されないので、何より環境への問題も重大です。

「環境にも優しい」「自然分解される」というキャッチフレーズにも、ちょっとしたカラクリがあるみたいで、生分解(いわゆる自然分解)の試験にも2種類あり法の抜け道となっているとかなんだとか。。もう難しすぎます。笑
こちらの記事が分かりやすかったのでリンクを貼っておきますね。※他の文献との比較をしていないので気になる方は調べてみてくださいね!
生分解性100% の意味をきちんと考えてみる

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手荒れ、肌荒れの原因はほとんど【タンパク質変性】だと言われています。環境問題やタンパク質変性について詳しく書こうと思ってましたが文章が長くなってきたので今日はここまで😂💓

私もまだまだ勉強中なので拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

このNOTEでは何か特定の商品を売るためではなく、情報をアウトプットする場所、みなさんにとっての気づきの場所になれば良いなと思い文章を書いています。私がどんな日用品を使っているかのお問い合わせにはお答えできないことをご了承お願いいたします。



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【今日からできる事】

柔軟剤、ファブリーズ、制汗剤、スタンピー、トイレや玄関の芳香剤、トイレ掃除のウエットティッシュ、ウエットタイプのフローリングシート

これら、やめれるものはやめる。

こんな記事を読むとガーーンとなって、安全な洗剤やシャンプーリンスなど探したくなりますよね。すごく分かります。しかし、何かを増やすことに力を注ぐ前に、身の回りにある便利なものを1つでも減らすことから始めると良いかなと思います😊

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