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汗疱〜とても効いた漢方薬のお話〜

汗疱(かんぽう)とは、手のひらや足の裏などに小さな水ぶくれ(水疱(すいほう))や皮剥けなどができる病気です。

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汗疱(かんぽう)と言っても原因は人それぞれ違いますよね。
多汗の人が良くなる病気と言われていますが、私は代謝が悪くあまり汗をかきません。

私の体質ですが、乾燥肌の少し敏感肌。アレルギー体質。(花粉、ハウスダスト等)血流が悪くあまり汗をかかない。常に浮腫んでいる。金属アレルギーは無し。
生活リズムは割と規則正しく、ジャンクフードや甘いスイーツなどもあまり食べません。お酒もあまり飲みません。タバコも吸いません。
運動はほとんどしません。性別は女性。
母親も汗疱持ち。

〜汗疱の発症〜
私は4、5年前に飲食店の仕事をしていた頃に発症しました。
と言っても症状はそれほど酷くなる事はなく、痒く水ぶくれが出来た所にステロイドを塗っておけばすぐに治る程度でした。

その汗疱が酷くなったのは今年(2024年)の4月頃からです。
関西から九州に移り住んだ初めての春です。
ここ1、2年は汗疱が出来ることもなくその存在も忘れていました。
聞き手の人差し指に小さいぽつぽつとした水ぶくれができ、それがとてつもなく痒いのです。
あれよあれよという間に症状は悪化。
指先から、手のひら、手の甲、肘下のあたりまで水ぶくれが広がり、指に関してはとても熱を帯び、パンパンに腫れてグーの形がちゃんと作れないほどでした。
そしてとてつもない痒み、ひどい時は保冷剤で冷やす事で痒みを紛らわせていました。
水ぶくれが破裂したところは傷になり、痛みもあります。
お風呂ではボディソープが染みるのでニトリル手袋をして入りました。
乾燥もとても酷く、ガサガサでクリームを塗らないと風が吹いても痛い状態でした。

利き手じゃない左手
この後水ぶくれが破裂してひどい状態に。
右手はもうボロボロです、、

ボロボロの自分の手が嫌すぎて、一番ひどい時の写真が残っていません、、、。
痒みと痛みで頭がおかしくなりそうでした。

皮膚科は2件行きましたが、ステロイド軟膏を処方されるだけです。
ステロイド軟膏を塗ると一時的には良くなりますが、治ったところからまた水ぶくれが、、、。
しばらく塗り続けないといけないのですが、なんせ軟膏です。
1日2回手全体にベタベタに塗ってしまっては何も出来ない状態になります。

そこで、色々調べて出会ったのが『消風散』という漢方薬です。
たまたまですが、私は医薬品の勉強中であり、漢方薬のことを調べていると汗疱の症状にピッタリの効能の漢方薬が!!!

以下『消風散』の効能です↓
体力中程度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、時に局所の熱感があるものの″湿疹、皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせも″

まさに汗疱じゃない!?と興奮しました。
調べてみると汗疱症状で使っている方もちらほら居られる様でした。

私の場合は手の熱感が酷く、手がずっと熱い、熱いので余計に痒みが増す、掻いてしまい傷ができる、その部分が乾燥してなかなか治らない。という悪循環でした。

Amazonで消風散を手に入れ、服用後30分程経つと手の熱感がすーっと落ち着き、痒みも治りました。
本当に嬉しかったです!
(なんせ手が痒いと集中ができず、やりたい勉強が手につかなかったのです。。)

その後はどんどん症状が良くなり、10日程でほとんど完治しました。
消風散服用中はステロイド軟膏はほとんど使用しませんでした。
しかし、処方された薬ではないのであまり長期服用するのが怖いと思い一旦服用をやめてみると汗疱の再来、、、。
どんどん増える水ぶくれ、、、。
とてつもない痒み、、、。

これはダメだと皮膚科に駆け込み、症状の説明と、漢方薬の消風散がとても効いたと話しました。
すると先生は、ステロイド軟膏でしっかり治るまで塗り続けなさい。という事でした、、( T_T)
しかし、消風散の話もしていたので1ヶ月分処方してもらえることとなり、ステロイド軟膏と消風散を使用するとわずか2日ほどでかなり良くなったのです。

ステロイド軟膏は良く効きます。
しかし感染症等の恐れもありあまり長く使用したくないのが本音です。(一番は何もできなくなる事!家事もゲームも何にもできません!綿手袋をすれば少しはできますが、、、)

ステロイド軟膏+消風散という組み合わせが良い!と思った点は、ステロイドだけ使用しても軟膏を塗っていない時は手指に熱感が出て痒いのです。
しかし、消風散を併用する事で痒みがかなり改善され手指を掻きむしらなくなります。
それだけで治りは格段に早くなります。

現在、汗疱の再来後、消風散を服用して1週間程経ちますが、水ぶくれはできませんし、手の傷もほとんど治り皮膚も柔らかくハンドクリームを塗らなくても生活できるまで回復しました!
地味に嬉しいことがあり、メイク落としの際、普通にクレンジングができる事です!
手がガサガサの時はクレンジングをする事で顔を傷つけてしまうので、ギリギリ生き残っている薬指と小指で時間をかけて行なっておりました、、、。

今でも食器洗いはゴム手袋をしていますが、それ以外は普通の生活を送れています。
あ!嬉しいことがまだありました!
傷に染みなくなったのでアルコール消毒が普通に出来るようになりました!笑(汗疱中もアルコール消毒をしていましたが、かなり強い意志を持って挑んでいました、、笑)
洗濯を普通に畳める様になりました!(手がガサガサなので化学繊維の服が引っかかりとても痛い思いをしていました、、)
私にとってはとてもすごい事です!笑
それと消風散は体内の水分量のバランスを調整してくれるので、低気圧による頭痛が少しマシになりました!

人様に見せられる様な綺麗な手ではないのですが
とても良くなりました!
少し赤く見える部分は固い皮膚が剥がれ落ち、
新しく出来た皮膚の部分です。

消風散の長期服用ですが、病院の先生曰く1ヶ月程度なら全然大丈夫と仰って下さいました。
※体内のミネラルバランスが崩れる人も中にはいるそうなので、病院で処方される事をお勧めします。(私が行った皮膚科の先生は、漢方を否定するわけではないけどねぇ、、、という感じだったのでお勧めするお医者さんはすくないのかもしれませんね。)

Amazonでは約2週間分の容量の消風散を購入できます↓

同じ症状で苦しんでいる方がおられましたら、自己責任とはなりますがお試しくださいませm(__)m
※カンゾウが含まれているので、同じカンゾウが含まれている漢方薬等服用中の方はご注意ください!
体力中程度以上の方向けです。

余談とはなりますが、汗疱の際に助けられたハンドクリームです↓
サラッとしていて撥水機能があります。
傷がある場合、ヒルドイド等ヘパリン類似物質のクリームの使用ができないのでこちらに頼っておりました。

私の経験が少しでも役立てばと思い記事にしてみました。
こう言った経験は皆無なので、文章の間違い等お見苦しい部分もあるかもしれませんが、優しい心で見ていただければ幸いです。

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