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書きたいことがまとまらないけれど

 書きたいことが、たくさんある。

 今までは、言いたいことはそのまま直接、書き殴るように指を動かし、吐き出すように公開することも多かった。

 もちろん、そういう場としてnoteやインスタのストーリーを使わせてもらっていることもある。

 が、最近は、言いたいことを婉曲的に届けたい。

 物語の筋書きに変換して、より具体的に書き表せるように、訓練している。

 ただ、「物語に変換して具体的に書く」のは、言うのは簡単だがとても時間がかかる。

 わたしの変換スピードが遅いだけかもしれない。

 この“具体的に”というところも、何をどう具体的にするのかで、伝えたいことの輪郭が変わる。左から光を当てると、美しく、けれどちょっと下の方から光を当てると、怒っているように見える──というような。

 エッセイを書くのと、物語を書くときの筋肉と想像力のツボみたいなものが、ぜんぜんちがう。サクサク書けずに、もどかしいけれど、おもしろい。

 「創作筋トレ」というタグを思いつきで作ったけど、あながち間違っていなかった気がする。

 今は、伝えたいことを婉曲的に伝えつつ、でもイマジネーションをたぎらせる物語を、あきらめないで、飽きないで、書く修行中。更新頻度も、本当は上げたい。

 唯一の救いは、書きたいことが、たくさんあることだ。

 「神は細部に宿る」は、真理だなと、常々。

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